悲鳴伝

悲鳴伝02

2012年度作品
528ページ
著者・・・西尾維新
出版社・・・講談社




 読破しました、西尾維新史上、最長巨編――悲鳴伝





 ページボリューム、半端ないっス。

 軽く辞典かっ! てくらいぶ厚く、なかなか鞄に入れるとかさ張りまくりです。

 読み終えるのに約一週間くらいかかりましたが、長い割にサクサク読めて、しかもとても読み応えがある一冊でした。 伏線を回収もほんと見事です。







*あらすじ*
 
 彼の名は空々空。どこにでもいない十三歳の少年

 風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。

 ひどく壮大で、途轍もなく荒唐無稽で、しかし意外とよく聞く物語は、そんな終わりを合図に幕を開ける。

 人類を救うため巨悪に立ち向かう英雄は、果たして死ぬまで戦うことができるのか!?








 主人公は空々空(そらからくう)。小学生。

 何事にも動じない、生まれ持った素質をアリ。





 ある日、家族、友達、更に彼と関わりがある 全ての知り合い が殺されます。

 アッサリ、その状況を受け入れる空々空。




 「あなたは、ヒーローなるのです!」地球撲滅軍メンバーから一方的に言われ、全く反発するそぶり見せずに彼らの手堅いサポートを受けながら、と戦います。




 ちなみにこのと、いうのは地球です。

 あの地球です。あの青い惑星、地球です!!




 人類 vs 地球




 半年前、突如地球より発せられた大いなる悲鳴)により、

 全世界の人口が3分の1を奪われます。




 憎き地球から人類存続の為、空々空がヒーロー活動を余儀なくされます。

 ただ、もちろんそれは表向き。彼は性格上、自分が生きやすい生活を確保する為だけに彼らに協力する。



 この「悲鳴伝」では主に 怪人倒し内部メンバーとの戦い が描かれます。

 この辺りのテイストは私的に大好きな「GANTZ」を想起させられ、設定は「エヴァンゲリオン」、もう間違いない大好きな世界観なんですよね。面白くないはずがないです。







 それにしても主人公の空々空くん。

 まずまず 感情移入 しずらいんですよね。

 なにせ、物事全て、動じないから





 喜怒哀楽が欠落し、淡々と彼の語り口で物事が展開。

 見せ場という見せ場がそんな感じだから、正直味気ない

 ただ、そこに新鮮(正攻法で話が進まない)も感じられ、楽しく読むこともできるのも事実。




 基本、そんな感じで無感情なんですが時々、彼に共感してしまう場面も何度かありました。そこは是非ご自身の目で見てください。

 そして感情がないからこその、逆転劇に何度もハッとさせられました。

 と、いうか いちいち 小ネタ が興味深いんです。

 えっ!?それ、どういうことなの?

 という連続でページを読む手が止まらないこと必須。





 登場する人物 も濃いです!

 奇抜過ぎる名前 のキャラがわんさか登場します

 火達磨(ひだるま)、恋愛相談、茶飲み話。蒟蒻(こんにゃく) etc ・・・







 今回、武器や防具も登場。

 グロテスクスーツ ←透明化機能を持ちます。

 一人で着ることができず、制限時間があります。 あ~いいわ その設定






 少年バトル漫画 展開も熱い!

 勿論、主人公は叫んだり、怒ったり、悲しんだり一切しませんがw






 戦闘で思い出したのですが 「十二大戦」でも、感じたこと。

 魅力的なキャラを投入し、更に物語が面白くなりそう!

 と良いところで、します。




 あ~~~ っ勿体ない




 それも敵味方関係なく、アッサリ死んでいきます。

 主人公が驚かない分、読者を何度も何度も驚かせてくれます。






 本作のヒロイン ポジションを制するのは・・・

 空々空の世話をする風変わりな少女、剣藤犬个(けんどうけんか)。剣藤は剣道部で剣道着を着ています。 ←謎々みたいw


 女子高生にして、空々空の家族を殺した張本人


 主人公があんな性格なんで、出番が多い剣藤さんに私的感情移入してしまいました。





 剣藤の武器は軍から支給された 破壊丸  名前カッケー、ちなみに大太刀です

 バッテリー駆動であり、持っているだけで全自動で対象を斬ってくれる優れもの。ちなみに主人公の両親、弟を肉片にしたのも、これです。

 この他、鎧の役目を果たす剣道着も支給されています。 





 そんな 普通なら恨んでも恨みきれない彼女 と共に生活する空々空。





 彼女は破壊丸を使う当日、胃の中のものを全て吐き出す。そして事後の夜は絶望何時間も何時間も泣き叫ぶ。

 その過程が緻密に描写されるので、この場面涙線来ましたね。






 さて最後になりますが本作、一般的に 伝説シリーズ と呼ばれており、現在7巻まで発売、以後続刊とのこと。

 そして漫画化も展開中、こちらも楽しみです。



 あと「化物語」の忍野忍に似た幼女、左在存(ひだり ざいぞん)が登場。しかも両手を首輪のような物で後ろで縛られ拘束状態。

 空々空のみ彼女が人間に見え、他の人達にはに見えるという不思議な状況で出会います。 この二人の場面好きでした





 西尾維新著悲鳴伝 おすすめです!













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ぼくらの七日間戦争01

1988年度作品
94分 / 日本
監督・・・菅原比呂志
出演・・・ 宮沢りえ、五十嵐美穂、安孫子里香、工藤正貴、菊池健一郎、鍋島利匡、田中基、大沢健、金浜政武、石川英明、中野愼、三宅裕司、大地康雄、浅茅陽子、室田日出男、倉田保昭、佐野史郎

ぼくらの七日間戦争04 (800x435)

ぼくらの七日間戦争03 (800x435)

ぼくらの七日間戦争12 (800x448)

ぼくらの七日間戦争10 (800x419)

ぼくらの七日間戦争13 (800x600)

ぼくらの七日間戦争02 (800x449)

ぼくらの七日間戦争08 (800x450)

ぼくらの七日間戦争05 (800x440)

ぼくらの七日間戦争07 (800x417)

ぼくらの七日間戦争11 (800x408)






 以前から見たかった一本ぼくらの七日間戦争

 監督は北海道出身の菅原比呂志監督。






*あらすじ*

 厳しい規律が敷かれた青葉中学で、11人の少年少女が自由を求めて立ち上がった。

 食料を持ち寄り廃工場に立てこもった彼らを、教師たちはあくまで校則のもとに解散させようとする。

 生徒たちは様々な手段で教師らを撃退していくが……。







 純粋に見ていて 面白かったです!

 老若男女にオススメできます。



 初めは男子8人、その後女子3人追加され最終的には計11人になります。

 大人に隠れて好き放題やるぞ!

 っていうこのスリルとワクワク冒険感、最高です。
 
 皆、生き生きしている表情の覗かせます!

 見ていて ほっこり しました。




 特に...

 パーティの開始前に宣言する場面

 戦車に乗り、皆で歓喜する場面


 とても感動しました。





 仲間の同志のケンカ

 迫力あって驚いた。

 長回しならではのリアルで泥臭い取っ組み合いシーンに固唾を吞みました。





 大人や警察を倒す場面

 子供たちの大人顔負けの団結力、ハンパない!

 「ホーム・アローン」 みたいに何度もかんでも やりたい放題 のドタバタ展開が見れます。



 

 時代背景的に興味深いシーンも多々ありました。

 先生が生徒の頬を平気で叩いたり、回し蹴りしたりしますw

 いわゆる 体罰 、今では考えられないですね。



 先生が無感情で 「オン・ザ・マユゲ!」 と言って
 女子の前髪をパチンと切る場面、笑ったw



 子供の親が学校に押し寄せて、学校側を責め立てるも、

 「あなた達の育て方が悪いんじゃないですか?」 と反発。

 時代を感じる。絶対今こんな発言できる人いないぞー





 終盤に打ち上げられる花火

 物凄い数、上がります。

 その花火を 11人並んで見つめる場面 。

 見ているこっちも涙線に ジワジワ 来た。

 この映画の中でしか体験できない感動ですね♪





 ちなみに原作「ぼくらの」シリーズはかなりの数シリーズ化されているそうです。

 なお劇中に登場する戦車は原作には登場しないらしい・・・。マジか

 私的にとても いい追加要素 でした。






 夢を見させてくれる映画、やっぱ最高だ!

 映像は古いものの、物語的に今見ても古臭さをまったく感じさせないパワーを感じました。





 「ぼくらの七日間戦争 とてもおすすめです。








予告編





イグジストアーカイヴ

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2015年度作品
ジャンル・・・RPG
対応機器ト・・・PS4、PSVita 
発売・・・スパイク・チュンソフト、トライエース
プロデューサー・・・齊藤祐一郎
ディレクター・シナリオ・・・則本真樹氏
作曲・・・桜庭統氏
キャラクターデザイン・・・箕星太朗氏

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 久しぶりのゲームレビュー、いきます!





 PS4、PSVita専用RPGゲーム

イグジストアーカイヴ -The Other Side of the Sky-」





 自身にとって初PS4プレイ作品となりました。

 本当は3/31発売の「スターオーシャン5」までPS4本体を買い控える予定でしたが、このゲームの詳細をみて購入してしまいました(泣)。

 まず何と言っても「スターオーシャン5」のトライエースが製作、しかも神々の戦いを描いた 神ゲーこと「ヴァルキリープロファイル」と似たダンジョン探索、戦闘システム、固定絵に音声ドラマシーン、登場キャラ全員死亡からスタートという共通点。

 これで、 買うな というのが、酷です。





 サラっ ゲームシステムをレビューしますと...

 正直最新ゲーム機器なのに四等身キャラに当初疑問を感じましたが、会話はちゃんと一枚絵


 戦闘システムはヴァルキリーと比較して、同タイミング同時攻撃は出来なくなったものの、自分なりにしっくりくるコンボを自由自在に考えることができるので、戦闘自体はとても楽しめました。コンボ決まった瞬間とか最高!






 さて、本筋の物語についてレビューしていきます。

 単純にゲームやりたい で買った以上に、 脚本 が気になるわけですからね。







*あらすじ*

 東京で起こった爆発事故により12人の男女が行方不明となった。

 それは異界の邪神「ヤマトガ」の仕業で、この12人はヤマトガの復活のため、魂の依代に選ばれたのだった。

 しかし、ヤマトガ復活を阻止するため、「アマツメ」の力により12人は惑星プロトレクサに転送される。








 終盤、自分を犠牲にし、他のメンバーを地球に返す選択へ。




 ここ、超切ない




 ただ、やはり「ヴァルキリー」と比較として爺さんや、盲目歌姫、お嬢様、妹想いの侍など、年代バラバラだったのに対し、今回十代~二十代の若者がメイン。

 しかも爆発事故により無作為で集められた為、若干味気ないところがありました。

 


 ただ、物語の核、 選択 をテーマにしたところに焦点を当てると、あの 切ない 感覚を想起させられ、プレイして良かったなと改めて感じました。





 一人ずつ地球へ帰還

 帰還させる を選んだと同時に、主人公と一対一で、お別れをするシーンが描かれます。




 それぞれが想いを伝える。

 ここで話される会話は秘めた想いです。

 最後まで一緒に戦えなくて正直悔しい、でも ありがとう。

 そんな 別れの言葉 が飛び交います。




 桜庭サウンドもあり、キャラによっては涙線が危なくなったのは言うまでもありませんね。

 私的に操作キャラとしてはほとんど使ってなかったけど、親友光秀が泣けます。

 他にもヒーローになろうとするユイや、小春のエピソードが涙線に触れました。





 ちなみに操作プレーヤーは
九条遼、月舘まゆら、霧谷時久、姫榁朱雀 でいきました。





 シチュエーションがだけに、が傷みます。





 総プレイ時間38時間 、楽しませていただきました!

 おすすめです イグジストアーカイヴ -The Other Side of the Sky-」







【ティーザー予告】


【CM】 蘭世verまゆらver ※実写


【OPムービー】


【プロローグムービー】


【プロモーションムービー 】


【ゲーム紹介映像】