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綿矢りさ著「夢を与える」。

生涯に渡り既に一般家庭に愛されているチーズのCMに出続ける契約した夕子、母と二人三脚で芸能界を生きていく姿が描かれます。

読み進めていくうちに次第に夕子に感情移入。「頼むから変な方向にだけは行くな!」と親心感情を頂きつつもページを読む手が止まらない。

しかしある時、恋愛に溺れ破滅に向かっていく姿が描かれます。

周りの外的要因によって人格形成されていく姿。はたして「しゃあない」で済まされるものなのか?

改めて芸能界で好印象を長く保つ事は並大抵ではない事、子役からブレずに活動している役者さんやタレントさんの見方が大きく変わった。



実際の芸能界でも度々スクープされる恋愛事情は一気に干される起爆剤。

恋愛は基本一対一、「受ける」も「与える」も矛先はたった一人だ。

それが多くの人の目に映る芸能活動であればたった一人ではなく、不特定多数の人に「与える」ことが出来る。その反響はよりその人を立たせ、生き甲斐すら感じることとなる。


何故恋愛(一人)に追及して行くのかは当の本人にしかわからない。他人の恋愛話ほどつまらないものない。

夢を見させてくれる。

だからこそ、個人的な欲望の為に突き進む姿に違和感を覚え、裏切られたと感じ、炎上するのだろうか。

多くの人から注目されるからこそ、重く降りかかってくる責任。

夢を与える。

このタイトル、読む前と読んだ後の重さがまるっきり違って見えました。

いろいろ考えさせられる作品。


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