
2007年度作品
99分 / 日本
監督・・・本橋圭太
役者・・・美波、吉沢悠、榊英雄、吉野公佳、木下ほうか、ベルナール・アッカ、我修院達也、ガッツ石松、大杉漣、高良健吾、中島浩二、ばってん城次、つぶやきシロー、田中麗奈
キャッチフレーズ ⇒ わたしの21才の夏は二度とこんちゃもん!だけん、逃げないかんとって!!











花ちゃん、なごやん!
この二人最高!
この作品大好きです。
以前レンタルして見たことあります。
そして返す前にもう一回見た、俺の中ではこんな事は今までに一度しかないレアな一本です。
まず、タイトルのインパクト!
「 逃亡くそたわけ 」
ちなみに「 たわけ 」とは「バカじゃない」っていう意味らしいです。
ジャンルはロードムービー。博多から鹿児島への旅(実際には逃避行)。
旅している気分、かなり味わえます。
この二人、花ちゃんは躁うつ病、なごやんは鬱病患者です。
でも、全然映画は暗く描いていません、むしろ勢いあって、爽快に仕上がっていると思います。
オープニングから一気に引き込まれてノンストップでエンディングまで駆け上ります。
ユーモアや映像センス、選曲も抜群に良し。
~~ あらすじ はこんな感じ ~~~~~~~~~~~~
自殺未遂を図って福岡タワーに近い精神病院(プリズン)に入院させられていた大学生の花ちゃん。
情緒不安定で、時々聞こえる男の声の幻聴に悩まされている彼女は、ある時ついに脱走を企てる。
その巻き添えをくらったのが、もうすぐ退院できるはずだった鬱病の青年、なごやん。
名古屋の人間なのに頑なに標準語しか話そうとしないなごやんを道連れにした花ちゃんは、彼の愛車ルーチェに乗り込むと、後先考えずにひたすら南へ向けて走り始めるのだったが…。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
実質今回で三回目の鑑賞ですが、この世界観にどっぷり浸ってしまいましたー
吉沢悠は標準語ですが、対する美波の博多弁がもうとても強烈(いい意味で)。
「なんもないっちゃけど」
「おらんとー」
「超ムカつくったい!」
「やけんね」
文字で読むと「 えっ? 」ってなるけど、彼女が発すると「 まぁー自然でw 」。
いがいと博多弁のイントネーションが心地良かった。東京出身の美波(当時20歳)、凄いよ!!
鑑賞した後、何気に博多弁が口から意識せず出てしまうくらい耳に残りました。
そんな美波が演じる花ちゃんの頭の中で登場する幻想のキャラクター達、味あっていいです。
軍服姿の我修院達也のキャラクターはいうことなし!
榊英雄のクールな派手派手カウボーイ風男!
海坊主のガッツ石松w
他のシーンでは高良健吾が元彼氏役、更にライオンのような凄い頭の医者役で大杉漣が笑えますw
ほんと大好きな映画です。
こんなタッチの映画もいつか作ってみたいと思います。
いや、絶対作ります。
二人の掛け合いはほんといいですね。二人の関係図もツボ。
すばらしい、そして愛すべき映画、オススメだ!
予告編はココ から
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