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寄生獣 (1) (アフタヌーンKC (26))寄生獣 (1) (アフタヌーンKC (26))
(1990/07)
岩明 均

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1988~1995年度作品
全10巻
著者・・・岩明均


 岩秋 均氏が描くホラー漫画。





 実家に帰ったら漫画寄生獣を発見。

 現在放映中のアニメ版、そして実写版もあと少しで公開されるということで、

 全10巻、再読しました。






 アッと言う間にみ終わりました。






 1998年より書かれた漫画なのに、全然古臭さを感じなかったです。

 そしてやっぱ好きだな、寄生獣

 侵略モノ 、 好きだ。







 ちなみに侵略映画と言えば、

 「パラサイト」、「遊星からの物体X」、「ボディ・スナッチャーズ」、「インベージョン」。

 上記映画にハマった方なら、この作品もすんなり受け入れられるかと思います。

 

 しかも舞台が 日本 なので、よりリアリティを感じます。

 常に先が気になる展開 の連続にページをめくる手が止まらない、止まらない

 テンポを崩す余計な回想シーンもほとんどなく、連続ドラマを見ている感じで展開。







 改めて数年ぶりに読み返してもみると、内容も かった

 とても深い。

 作者のメッセージがこんなにも強く出ていた作品だったのか。






 
設定としては、

 宇宙から飛来してきた正体不明の生物のが人間に寄生するというお話。


 


 その種は主人公、新一にも入り込もうとするも、ミスって右手に同化してしまいます。

 ちなみに通常はを乗っ取ります。

 その侵略された部分はその生命体が完全乗っ取るので、もし頭にパラサイトされたら思考能力も完全乗っ取られます


 というか、頭を落とされるので、完全にその地球外生命体の モノ になるんです。





 そんなこんなで右手にパラサイトされてしまい、

 のちに ミギー と名付けられた生命体。




 実はとても勉強熱心なやつで、考えて行動をする論理派タイプなんです。






 侵略されたとはいえ、このミギーがほんと憎めない。

 「魔法少女まどか☆マギカ」でいうと、キュウべぇ的な立ち位置ですよ。






 この作品の見所は個人的に2点



 まずはバトルシーン

 中盤以降からのミギーが防御に徹して、新一が攻撃を担当する頭脳戦バトルがとにかく熱いのです。






 続いて

 パラサイト側を通して語られる きる ということ。

  ただ を存続させたいという染み込まれた想い



 それは人間も同じなのではないか? という話。

 その過程でを殺めてしまう。





 そんな弱肉強食ルール。




 人間も、豚や牛を食べることから

 ある意味殺戮をしているこの現状がミギーの口から論理的に話される箇所は、否応でも考えさせられます。



 「そうだよな、言われてみれば、子供の頃から当たり前のように食べている肉も、元はと言えば生きていた生物なんだから...」





 人きる上で必要な哲学と、アクションシーンが見事までに融合しています!





 個人的にヒロインよりも、

 感の鋭いスケバンの加奈の方が好きです。







 
 見ていない方はオススメです。





 但し、人が喰われる描写シュレッター切り される場面が多いので、グロ注意です。




 独特ワールドが炸裂する侵略パニック作寄生獣10巻おすすめです




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[ 2014.11.05 | 漫画 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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