時をかける少女 通常版 [Blu-ray]時をかける少女 通常版 [Blu-ray]
(2010/10/13)
仲 里依紗、中尾明慶 他

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2010年度作品
122分 / 日本
監督・・・谷口正晃
役者・・・ 仲里依紗、中尾明慶、安田成美、勝村政信、石丸幹二、青木崇高、石橋杏奈、千代将太、柄本時生、キタキマユ、松下優也



 映画館で見ました。事前に雑誌やネットの映画レビューの高評価通り、素晴しかったです。


 ちなみに本作は2006年の同タイトルのアニメ版でもヒロインの声を務めた仲里依紗が主演です。

 仲さんというと最近では「純喫茶磯辺」という大好きな映画もあり知っていて、時折見せる仕草やセリフ回しが自然で「巧いな~」と感じました。


 原作、筒井康隆、今回で三度目の映画化。

 初期のオリジナル版も以前鑑賞しましたがその映画のテーマ曲が今回の冒頭で使われています。演出にニヤリですね。


 本作はメインは人間ドラマなのですが、スパイスとしてSFという材料を使っています。そのさじ加減が絶妙です。

 濃すぎでもなく、薄すぎでもなく上手く混ざり合って新たなハーモニーを生み出していました。なにせ元の小説がいいですからね。



 さて主人公がタイムワープした過去の世界で手助けしたり、いつの間にか想ってしまう男は映画を撮っている監督志望の青年。

 鑑賞しながらも映画製作の理想と現実問題を追い求める姿に「うん、うん」と頷つくと同時に熱いものが込み上げてきました。


 その青年を演じた中尾 明慶はほんとその時代(70年代)に普通に生きていても可笑しくないほど見事にハマッテいました。

部屋のポスターとかのこだわりとかもいいですね。古いSF映画とかウェスタン映画とか・・・。町の人も服とか髪型も「70年代~」って感じです。

制服も初め見たときは「 おっ~! 」ってなりました。時代設定がシッカリ感じられる作りこみです。

 
 終盤、記憶を消された主人公が8㎜映画を見終えた後に頬に流れる‘涙’がとても印象的です。


 オチが分かっていてもせつないものはっせつないです。「はい、終わり」で終幕するのではなく、この作品のようにこの後、どういった展開になるのか観客がワクワクドキドキしながら想像に浸れる‘締め’は心に刻まれる映画の一つとなるでしょう。


 笑えて泣ける傑作青春映画、おすすめです!

 



予告編「時をかける少女」



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