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ドアDドアD
(2007/01)
山田 悠介

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2007年度作品 205ページ


山田 悠介作品。


 お話は大学のテニスサークルメンバー8人がいつの間にか同じコンクリートに囲まれた知らない部屋で目覚める。
 

 誰が何の目的に?


 出口を探すがあるのは目の前にある頑丈なドアのみ・・・。


 しかしこのドアを開くには誰かがその間残って押していないとダメだ・・・恐ろしいことに一人が犠牲になるしかないのだ・・・段々と多量の水が部屋内に浸水していく。

 焦るメンバー達に刻一刻と迫りくる死・・・・。というシチュエーションで描がかれたサバイバル物。


 ありがちな設定ながらも読む手が止まらなくノンストップで約2時間、読破してしまった。


 とにかく一つ一つのドアで一通り区切り付くためかテンポが良くまったく開きさせない。


 登場人物の8人の性格もキッチリと緊迫した状況下で描かれており、ドラマ面も考えされられる内容となっていた。


 というか熱くこみ上げてくるものがシーンによっては強く感じたな。


 ラストの衝撃的展開も「上手い」と唸ってしまう良作品です。





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[ 2009.05.28 | 小説 | コメント: 0 | PageTop↑ ]

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