![]() | 漫才ギャング スペシャル・エディション[数量限定封入特典あり] [DVD] (2011/08/23) 佐藤隆太、上地雄輔 他 商品詳細を見る |
2010年度作品
日本
cast・・・佐藤隆太、上地雄輔、石原さとみ、綾部祐二、秋山竜次、新井浩文、宮川大輔、笹野高史、大島美幸、成宮寛貴、金子ノブアキ、大悟、西代洋、フルーツポンチ、河本準一、長原成樹
監督・・・品川ヒロシ





お笑い芸人 品川ヒロシ監督デビュー作「ドロップ」が俺の中で当時かなり最高だったので、今回も相当期待して劇場に足を運びました。
あー、やっぱり最高だ。
今年観た好きな邦画ベスト3ランクイン間違いなしです。
ベタな部分があるけど、そこがまたいい。安心して観られるから。
始まって早々、最近流行しているアクションシーンのスピードコントロールで軽く魅せられ、留置所のシーンでもう随分笑わされられた。
芸人の飛夫(佐藤隆太)とストリートギャングの龍平(上地雄輔)出会う肝心シーンです。ここで新鮮な語り口に驚かされる。飛夫の心の中の声がモノクロで表現。そのセリフと言い方がツボに入ります。そしてそのまま俺がこの映画で笑い死にしそうなったシーンへ突入。
下品だけど下痢我慢シーンだ。
思えばどんな映画でも下痢を堪える奴が出るとなぜか俺は笑いが止まらない、リセットしてもあの音と堪える人の仕草。動作で笑える。
今回観に行った劇場ではみんな人の目を気にしてか笑いは起きていなかったが・・・俺の心の中では死にそうなくらい笑わされ正直苦しかったです。
もうこうなったら自分でテーマ「下痢」を我慢する主人公を撮ろうか・・・と思いますWw。
さておき、何気ないシーンでも笑える、引き込まれる。芸人が脇をガッチシ固めていますが、みんな本当演技上手いです。恥を捨てて本気でぶつかっている印象を受けます。当たり前か。
特に以前から「いいなー」と思っていた取立て屋を演じた宮川大輔は最高!あと服装、外見からも超強烈な秋山竜次(ロバート)のオタクキャラはも感服しました。ガンダムとかまったくノータッチだけど面白かったです。
そしてこの映画で忘れてはならない飛夫の恋人役の石原さとみ は何か今回凄い!
妙にリアルな演技でびっくり。彼女の本当に主人公を愛する姿(いつの間にか泣いているシーンとか、日常セリフの返し方とか)が上手かった。二人の助け合う姿にとても感動しました。
そしてケンカシーンも「ドロップ」同様に冒頭のシーンを除き、今回もリアル嗜好です。見ていて「痛タタッ」というぶつかり合いが何度も出てくる。いいっす。
さーて、締めになりますが前作同様、全く時間を感じさせない楽しい時間を過ごさせて頂きました。
自分で原案・脚本。そして監督をしている品川ヒロシ、この作品で要チェック監督にさせて頂きます。もう今から彼の新作が超楽しみです。
最高っす。
こんな時期こそ、笑いが必要です、激オススメです。
予告編「漫才ギャング」
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