映画&小説「ZOO」
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![]() | ZOO 1 (集英社文庫) (2006/05/19) 乙一 商品詳細を見る |
2004年度作品
119分 / 日本
cast・・・、松田美由紀、吉行和子、市川由衣、須賀健太、神木隆之介、杉本哲太、鈴木杏樹、村上淳、浜崎茜、鈴木かすみ
監督・・・ 金田龍、安達正軌、水崎淳平、小宮雅哲、安藤尋
好きな作家 乙一さんのオムニバス小説「ZOO」&映画版を見ました。
いいなー、最高だ。
短い作品が5本入っている。
乙一ってありえない設定をドーンと持ってきて、何気なくリアリティある展開させていくストーリーテーリングが旨い!
1.
「カザリとヨーコ」
→母親に溺愛されるカザリとは対照的に酷い仕打ち(肉体的にみ精神的にも)日々受けるヨーコ。そんなヨーコはある日カザリと入れ替わることに・・・。
2.
「SEVEN ROOMS」
→目覚めると監禁されていた姉と弟。四方が冷たいコンクリに囲まれる中、体の小さな弟が排水溝を潜りぬけると同じような部屋に監禁されている若い女性がいた!
一日ごとに一人殺され、また新たに入れられ不条理なルール。段々と自分たちが殺される日が近づく。姉は弟に希望を託し、ある決断をする。
3.
「SO-far」
→少年は父親と母親と暮らしている。でも父親には母親が見えなくて、母親には父親が見えない。でも僕は二人が見える。でも徐々にどちらか一方しか見えなくなっていきしまいには・・・。
4.
「陽だまりの詩」
→感染病で人類が死に絶えた時代、もう死が近い地球最後の男が、最期を看取って貰うためにロボットを作る。人の心を徐々に持ち始めるロボット。そして寿命が近づいた男がロボットに真意を語りはじめる。
5.
「ZOO」
→恋人を殺された男。その恋人の腐ってい姿の写真が次々送られてくる。犯人を捜しを必死で行う男。でも犯人は自分自信で・・・。、
この作品、小説、映画どっちから見ても楽しめますね!!原作にけっこう忠実に再現していました。作品のレベルには差があるものの見ごたえは十分あります!
予告編「ZOO」