
2009年度作品
84分 / 日本
監督・・・中島良
役者・・・林遣都、山下リオ、太賀、中林大樹、嶋尾康史、青木崇高





なんかいいです。なんかいい映画です。
前から見たかったそんな映画。ALL石川県ロケ映画だそうです。
目の見えないけど、気の強い女の子演じたルイ役の山下リオはほんと上手い!とても見ていて引き込まれます。
林くんも一筋縄ではいかない役、影があっていい~!
二人とも 目で語る演技 をしていました。凄いですっ!
その林君演じる主人公の渡とその親友のかけ合いが面白かったです。
服屋でカーテン開けると親友が女の服を着てポーズ取るシーンは笑えたw
その瞬間BGMがなくなる演出が最高で何度もリピートしてしまいました。
そんな彼らがルイの目となり盲導犬ならぬ盲導人としてアルバイトをすることになります。
見ていてなんだか微笑ましい。ルイが本気で渡を殴ったり、はたまたカフェで怒ってコーヒーひっくり返したり、愛想付いて放っておかれてetc・・・。
全編とても見ていて清清しいです!
後半、とある事がキッカケで物語に深みで生まれ、とても考えさせられます。もう言葉が出てこない・・・大変、複雑です。
ところどころに使われるピアノの旋律がいい。
終盤、久しぶりに会ったルイが渡をカメラで撮る前にコソッと
「 ありがと 」
と、一言だけ言う何気ないシーン。
とても胸が熱くなります!
なんか、いいです。なんかい~映画です。やさしい気持ちになれるそんな映画。
おすすめ!
予告編「ライズアップ」
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