
2011年度作品
114分 / 日本 / PG-12
cast・・・妻夫木聡、安藤政信、永瀬正敏、我修院達也、松雪泰子、満島ひかり、テイ龍進、津田寛治、森下能幸、寺島進、松田翔太、大杉漣、阿部力、島田洋八、清川均、高嶋政宏、小日向文世
監督・・・石井克人














興奮したーー!ただちょっとグロいね~。「PG-12」じゃなくて「R-18」レベツだよ、コレはwwww
でも映像センスは大好き!
オープニングの一悶着起きそうな始まり方が期待感をあおりにあおり、章仕立ての見せ方もイイネ。
映像のこだわりはハンパなかったです。ハイスピードカメラが超効果的に使われていてその度に脱帽します。
脇役に至るまで、役者が豪華でキャラが際だっている。
背骨と内蔵(※登場人物の名前です)が強過ぎ!二人の文字通りの死闘はかっなり凄い事になってます。最近見たアクションシーンで一番壮絶って断言できます。
意外と妻夫木さん、主役だけどあまり出番なし!
この映画、安藤政信が裏の主人公ですね。今でも記憶に残っている名作映画「キッズ・リターン」のあの高校生が・・・本当にいい役者に成長しました。
マジな殺し屋って目つきしています。今年の日本アカデミー賞の主演は彼にあげましょう!
小ネタも笑いどころ満載。
冒頭のヤクザのタバコのクダリからやばい。
自分で吸うタバコはいいが、自分以外のヤツがタバコを吸ったらめっちゃキレれる組長。・・・なんでやねんっ。突然タバコの害について事細かな話し始めるしw
中盤のコンビニシーンも最高。
先に並んだのは俺だ!的な感じになって「 弁当温め直せや! 」と「 小包早く送れや! 」で怖い客二人に挟まれアタフタするバイト君。
後ろから見ていた店長がババッ飛び出してきて「 ど、同時にやりますぅ~! 」っw。その店を潰したくない本気さが更に笑いを誘います。
メインキャストの我修院がイチイチツボにハマって困りに困ります!あんた濃すぎですわ。
同監督「鮫肌男と桃尻女」にも登場してますよね?いい役者です。
その我修院がスッゴイ嬉しそうにうどんをテーブルにランラランッと運びます・・・その後スッテンコロリンひっくり返る一連のシーンとか笑い死にしそうになりましたよ、ホント。
セリフもすごくいい。
ラスト38分は妻夫木さんがあの手この手で拷問されます。
俺が今までで見た映画の中で一番惨い拷問ですね。
高嶋政宏、軍服に紙オムツってw
これから見る人、かなり覚悟がしてくださいね!役者が上手い分、相当痛みが見ている側にも伝わってきます。
たまにツッコミどころがあるものの、日本映画ではなかなか見る事の出来ないバイオレンスエンターテイメントとなっております。
グロいの平気なら劇場へ今すぐ走れー!
超オススメ。
予告編「スマグラー」
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