![]() | 仮面ライダー龍騎 Vol.12 [DVD] (2003/11/21) 特撮ヒーロー、須賀貴匡 他 商品詳細を見る |
2002~2003年度作品
30分×50話(DVD全12巻) / 日本
監督・・・田崎竜太
役者・・・須賀貴匡、松田悟志、涼平、杉山彩乃、、津田寛治、久遠さやか、菊地謙三郎、角替和枝、、弓削智久、栗原瞳、萩野崇、高野八誠、一條俊、高槻純
キャッチコピー ⇒ 戦わなければ、生き残れない














ついに見終わりました!
30分×全50話。
この前に見た「電王」の後に見た仮面ライダー二人目の「龍騎」ですが、初めて見た第一話の第一印象は「 …何か…古臭っw」でした。
放映は2002年!
役者の髪型、服装、映像の質感、CGがチャッチイ、パッとっみ微妙なライダーの造形に、
う~ん … ( ̄ー ̄)
というのが初見感想だったのですが、回を重ねる毎にそんな事気にならなくなるくらいのめり込んでしまい、最終回付近は素直に 涙 がボロボロこぼれてきました。
やっぱ ストーリー がいい!
調べてみるとメインライターは「電王」と一緒の小林靖子さんでした。
さて、物語はちょっと 特殊 です。
人を襲うモンスターを倒す構図も確かにあるのですが、メインとなるのは 13人の仮面ライダーのバトルロワイアル です。
最後の一人になるまで殺し合いをします。←(この時点で子供向けじゃないw)
殺し合い と言って、そこへ行きつくまでのそれぞれのライダーの葛藤、絆、裏切り、借り貸し など実に様々な人間ドラマが秀悦でとても見応えがありました。
この作品の顔、主人公は城戸真司23歳。
モバイルニュース配信会社「OREジャーナル」の記者見習いで、行方不明事件の調査を行っている際に訪れた際、アパートで偶然カードデッキを拾ったことから龍と契約し仮面ライダー龍騎へと変身します。
性格はとにかく明るく、元気でどこか天然。
しかし強い正義感と行動力を持ち、その性格ゆえに「 ライダー同士が戦い、殺し合う宿命を負う 」と知り、それを止めようとすご~~く葛藤します (´^`)
その苦しみ、悩む姿が実にリアルで見ているこっちまでも一緒になって考えさせられる場面が多々ありました。
変身は鏡の前でカードデッキを構えると鏡の中と現実世界にライダーベルトが現れ、そこへカードデッキをセットする事でライダーに変身し、鏡の中へダイブし戦います。
13人、それぞれ変身ポーズが異なり、掛け声も個性あり。
ちなみに龍騎は変身後、「 っしゃあ! 」と気合を入れる掛け声が個人的に好きですね。戦闘もちょいちょいアタフタしててそこも見所w
戦闘はカードデッキから引いたカードの種類より剣やシールド、銃や相棒モンスター召喚を使い、鏡の世界(ミラーワールド)に住むモンスター、はたまたライダー同志戦います。
もちろんカードを引いてセットする間にも相手は攻撃してくるのでちょっとしたミスが 命取り となります ヾ(;´▽`
戦いにかける 登場人物のそれぞれの想い ・・・
弁護士、占い師、サイコ、サラリーマン、学生、凶悪犯達が、
昏睡状態の恋人の為、タイムリミットが迫る自分の体の為、亡き親友の願いの為、争いを止めたい単純な行為、または私利私欲 etc … それぞれの願望が交差します。
自分にとっての 正義 とは何か?
その願いを叶える為に、犠牲・代償は本当に払えるのか?
とても深く考えさせられました。
ちなみに扱っているテーマは重いですが、お笑いパートもありますよw
「OREジャーナル」社内シーンは基本、津田寛治や栗原瞳達が結構ドタバタしてて笑えます。
徐々に明かされるミラーワールドの 謎 もハラハラドキドキ。
やっぱ凄い、侮れない仮面ライダー!!
辞められない、止まらないw
更にこの龍騎はハリウッドで同じくドラマとしてリメイクされているとの事でそちらも興味津々。
おすすめ。
映画版 予告編
オープニング楽曲&本編映像
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