
2011年度作品
115分 / 日本
監督・・・飯塚健
役者・・・林遣都、桐谷美玲、小栗旬、山田孝之、城田優、上川隆也、安倍なつみ、片瀬那奈、徳永えり、有坂来瞳、駿河太郎、平沼紀久、末岡拓人、益子雷翔、手塚とおる、井上和香、浅野和之、高嶋政宏
キャッチコピー ⇒ 宝物はきっと、ここ(AUTB)にある――。












以前、中村光の同名漫画読んだことある状態での鑑賞。
ちなみにドラマ版は未見。
漫画感想はこちら
まず、この映画、とっても ユルイ です。
でも、ところどころウルみました。
心に響く名ゼリフの数々に心動かされました!
この世界いいなぁ~ (^o^)
こんな住人達がいたら是非一度、覗いてみたい、いや暮らしてみたい。
漫画原作なので、リアリティに関してはご愛嬌ですが、このテイストが好きであればかなり楽しめますよ!
内容は、
再開発の視察のために荒川の河川敷にやってきた大企業の社長息子のリクは、ピンチのところを自らを金星人と名乗るニノに救われる。
かっぱの着ぐるみ姿の村長(小栗旬)や星のマスクをかぶったミュージシャン(山田孝之)ら奇妙な人々との出会いに驚きながらも、リクは彼らのことを理解していき始めた矢先、父親より河川敷の住人の一斉退去の日が早められるのだった…。
リクと星はお互い反発し合うけど、実際はそこまで仲は悪くない関係がいいですねw
リクとニノの、初々しい(!?)関係も見ていてなんか微笑ましい。
実はラブストーリー映画!?
住人達が大金をもらえるというのに、なぜ、ここに留まるのかをリクに語る村長シーンがジーンときました。
「 この世には、金じゃかえないものもあるんだ 」
⇒ 河童が言うと妙に説得力あるわ~
あと、泡シーンがお気に入り!
個人的に「 私に恋をさせてくれないか? 」と発言したニノ役の最近要チェックの桐谷美玲が良かったです。
あの不思議系を見事に演じきっていましたね ・゚\(゚▽゚*)
とにかく小栗旬の河童村長と山田孝之の星のビジュアルとキャラ設定がこのおかしな世界観を醸し出しています!
顔がハッキリ映らないのによくオファー受けたなと思います(調べたら小栗旬自ら熱望したらしいです・・・)。とても楽しませていただきました!
星が始終「俺はロックだぜ」とほざいている割に、作った曲は全然ゆったりしているところとかツボでしたw
そのラジオ体操も面白可笑しかったです。
主役のリク演じた林遣都は鋭い眼差しで、いい演技していました!!
映像は全体的に綺麗に撮られていまして、時折スタイリッシュな演出、心に響くセリフ、ゆるい会話で展開しつつも、ラスト、予想外の感動(人情もの)が待っていました。
とても満足!
見応えあります。
手元に置いて置きたくなる一本。
とりあえず早速、ドラマ版借りに行きます。
住人のエピソード、もっともっと見てみたいです!!
オススメー!
予告編「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」
特別映像
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