
2012年度作品
129分 / 日本 / Rー15
監督・・・三池崇史
役者・・・伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、山田孝之、平岳大、KENTA、宮里駿、横山涼、堀越光貴、武田一馬、竹内寿、米本来輝、岸田タツヤ、荒井敦史、西井幸人、秋山遊楽、中島広稀、藤原薫、永瀬匡、尾関陸、小島藤子、塚田帆南、岸井ゆきの、林さくら、藤井武美、菅野莉央、山谷花純、神崎れな、山本愛莉、山崎紘菜、夏居瑠奈、綾乃美花、伊藤沙莉、三浦透子、秋月成美、松岡茉優、藤本七海、兼尾瑞穂、宇治清高
キャッチコピー ⇒ まるで出席をとるみたいに、先生はみんなを殺し続けたんだ。













ハスミン、物凄く怖ぇー!
ちなみに貴志祐介の原作小説は「このミステリーがすごい」第一位、「週刊文春ミステリーベスト10」第一位を獲得した禁断の小説、衝撃の映画化なんです。
この映画を簡単に説明すると、「 教師が容赦無く教え子をやたらぶっ殺す、クラス全員皆殺し映画です! 」
↑ な理由でこの映画を進めると、とりあえず人格疑われますが、それでもオススメしたいです、いい映画なんで。
自分では体験出来ない事を追体験できる、まぁ今回は出来ても絶対したくないですがねw
あ、そうそう、無駄に伊藤英明の真っ裸が頻繁に映ります。w
あらすじは、
頭脳明晰なうえ爽やかなルックスで生徒はもちろん、同僚やPTAからも信頼の厚い高校教師、蓮実聖司(ハスミン)。
しかし彼の正体は、自分にとって邪魔な人間と思えば、平気で殺すことができるサイコパス(反社会性人格障害)だった。蓮実はそうやって絶えず障害を取り除き、学校を思い通りに支配してきたのだ。
ところがある日、ついに完璧だった手際にほころびが生じ、自らの正体が露呈する危機に。
蓮実はその窮地を脱する最後の手段として、文化祭の準備で学校に居残る生徒全員の殺害を実行に移すのだった。
伊藤英明がサイコキラー演じています!
いや、最初は明るくて優しくて、楽しい先生。
あんな英語の先生だったら授業が英語が好きになりそうだぁー!…そんないいオーラ出していました、最初は。
それが段々と壊れていくのです。
後半、フレディーとかジェイソン、ギグゾウ クラスなサイコキラーの存在感を放っていました。
武器は先生拘りの猟銃!
玉を込めて打つと散弾銃みたいに飛び散りますので、銃口向けられて引き金引かれた瞬間、相手はジ・エンドな訳です。
その破壊力は凄まじく、ロドリゲス映画並に、人が風圧でブっ飛びます。
その描写がリアル過ぎ!日本映画でなかなか今のご時世でよくやりました。
生徒たちは逃げ場を無くし、次から次へと殺されていきます。また生徒の怖がり演技も上手いので、余計怖さが増してます。
更に三池監督っ!普通、スローモーション使ったり、殺害シーンをあえて見せない演出をしたりするところを、あえてリアルタイムで省略一切なしの殺害シーンを淡々と見せつけます。
この残虐シーンはCGとは、また違った陰湿で容赦ないグロ、というかスプラッターの領域です。これは今年見た「スマグラー」の上をいくエゲツない描写。
受け付けない人は全く受け付けない、評価がキッパリ別れる映画だと思います。
途中、俺が大好きな弓矢使い(弓道部)の登場にワクワクしました。
はたしてハスミン相手に活躍したかは是非、本編を見て確認ください。
役者陣、無駄に豪華です。
伊藤英明を始め、林君、園子温「ヒミズ」の主演二人染谷将太、二階堂ふみ。「冷たい熱帯魚」の主人公の吹越満。個人的に凄い嬉しい。
更にセクハラ教師に「勇者ヨシヒコ」「荒川アンダーザ・ブリッジ」と全然違う役柄の山田孝之。ドラム演奏シーンがあるのですが、めちゃくちゃカッコいい。
その後、女子のパンツをキャッチしーので、喋る第一声がツボでしたw
監督は三池崇。
監督の「ヤッターマン」が好きなのですが、全然タイプの違う映画撮るんですね、凄い!
何度も言いますけど、殺戮描写半端ないです。
スプラッターに免疫ない人、見ると絶対トラウマになります。
伊藤英明、本当怖いわ。
グロに体勢ある方には、この作品オススメしますよー!
予告編「悪の教典」
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