ドラマ「仮面ライダークウガ」

2000~2001年度作品
全49話(DVD全12巻)
監督・・・石田秀範、渡辺勝也、長石多可男、鈴村展弘、金田治、小藤浩一
役者・・・オダギリジョー、葛山信吾、村田和美、葵若菜、きたろう、七森美江、松山鷹志、水島かおり、セルジュ・ヴァシロフ、大塚よしたか、田中恵理
キャッチコピー ⇒ A New Hero. A New Legend

















平成ライダーのトップバッターを飾る「仮面ライダークウガ」見終わりました!
調べて見るとこの作品はテレビ版としては「仮面ライダーBLACK RX」以来11年ぶり、シリーズ全体でも「仮面ライダーJ」以来5年半ぶりに復活した仮面ライダーシリーズとの事です。
あらすじ
超古代。
邪悪な力で異形の怪人に変身する戦闘集団「グロンギ」によって滅亡の危機に瀕していた古代民族「リント」は、人間を超変身させるベルトを創りだして戦士クウガを誕生させ、グロンギを撃退・封印した。
西暦2000年。
日本アルプスの九郎ヶ岳遺跡内に置かれた棺が暴かれた事から、封印されていたグロンギが復活した。次々に人々を襲い始めるグロンギ。
青年、五代雄介は、遺跡から別に発掘されていた謎のベルトからイメージを察知、戦士クウガに変身し、人々の笑顔を守る為に異形の怪人達と戦う!
主演は今ではビッグな俳優、オダギリジョー!
主人公の五代雄介は一切弱音を吐かず、途中、何度か仮死状態になりながらも、「 みんなの笑顔を守る為に戦う 」というただ単純な動機で怪人(劇中では未確認生命体〇号)と戦います。
妹が務める幼稚園へ顔を出すと、園児たちがワッーっと集まる人気者から、人柄の良さを伺えます。
更に自称2000の特技を持つ男!あり過ぎだろw
印象的なセリフを紹介
「自分が本当に好きな自分を目指せばいいんじゃない?」
「自分にできる限りの無理をしているんだ」
主人公ではないけど、相棒の刑事の一条さんの言葉
「 いつも誰かの笑顔のために頑張れる・・・それってすごく素敵なことじゃないか 」
そして一番熱いセリフは、記念すべき第一話にて、危機的状況の中で、
「 戦います、オレ!こんな奴等の為に、これ以上、誰かの涙は見たくない!みんなに笑顔でいて欲しいんです!だから見てて下さい!オレの変身!! 」
この「仮面ライダークウガ」には親指を立てるgoodポーズが頻繁に出てきます。必ずと言っていい程、毎回何度か出ます。
最初はクサイーと思っていたのですが、なんか … イイネ。
今のライダーと比べると演出タッチが異なります。
まず怪人が気持ち悪い。
人が直接死ぬ描写を生々しく描いています。
そしてなんといっても死傷者の数が半端ないんです。ただのゲームとして人を殺しまくる怪人たち。最終的な犠牲者は3万人以上!!
おそらく今まで見たライダー至上で一番、一般人への死傷者が出ていますね、きっと。
特に1クラス40人の学生をブッ殺した怪人に、五代がキレて阿吽言わさず タコ殴り する場面、怪人の口から血が飛び散りまくります。
今の仮面ライダーでは絶対放映できないシーンですね(汗)
あと、オートバイのアクションシーンが予想以上に多いです。
それもカットでの誤魔化なしの超人技、プロスタントです。今見ても非常にカッコいい!
ドラマパートもしっかりと作られています。
当時、日本版「Xファイル」と言われたのも納得な作り。
別の場所(シーン)へ変わる度に場所と時間の表記が表示され、非常に丁寧。
予想と異なり、意外と本格的な社会派ドラマとしても堪能できました。
クウガの変身は体内に取り込まれたベルトを、自分の意志で腰に実体化させ、「変身」の掛け声とポーズの後、様々なフォームに変身します。
赤がパワー、青が跳躍力&棒術、緑がシューティング、紫がディフェンス、そして黒!
力を使い果たす、もしくわ致命傷を負うと白のクウガになってしまいます。そうなってしまったら最後、二時間変身出来なります・・・。
あ、シリーズ特有のお決まりの助っ人ライダー、現れません!!!
ただ、そんな孤独な戦いながらも支えてくれる刑事の一条さん(射撃の腕はピカイチ)、警察や仲の良い研究員達と協力しながら敵を追い詰めていきます。
物語が後半に渡るにつれ、、敵の強さが一層強くなってきます。
怪人でも第二変身をするもの、仲間割れなど目が離せない展開へと変わっていきます。
そしてなによりライダーキックで倒した後、敵が壮大に爆発し、周囲の建物へかなりの被害が発生。← 街中でヘタに倒せませんw
後半はそんな戦いなので、強化バイクの前に敵を乗せて、人気のない工場などで止めをさします。そして壮大に爆発っ~~ w
今見ても十分楽しめます、おすすです! 。
オ-プニング
音源「激闘バトル」
オープニング曲音源「仮面ライダークウガ!」
エンディング曲音源「青空になる」
後期ジャンクション集