
2006年~2007年度作品
全49話(DVD12巻)
監督・・・石田秀範、田村直己、長石多可男、田﨑竜太、鈴村展弘、柴崎貴行
役者・・・水嶋ヒロ、佐藤祐基、里中唯、永田杏奈、徳山秀典、内山眞人、加藤和樹、山本裕典、奥村夏未、神崎愛瑠、梅野泰靖、西牟田恵、山口祥行、本田博太郎、弓削智久、手嶋ゆか、三輪ひとみ、坂口拓、小林正寛
オープニング曲・・・YU-KI「NEXT LEVEL」
キャッチコピー → 「天の道を往き、総てを司る!」、「俺が正義」
























主演は水嶋ヒロです。
その立ち振る舞い、喋り方、考え…超カッコイイ!
とにかく俺様キャラ、天道総司が最高に尽きる!あとガタックの加賀美とのなんやかんやの友情も良かった~!
実際にこんな奴いるわけいないけど、物語として全然成立しているから、凄い。
人差し指を上げて「 おばあちゃんが言っていた・・・ 」がやっぱ脳裏に焼きつきますね!そのおばあちゃんが全49話中、一度も出てこないのがこれまたカオス!
----- あらすじ ------
10年前、渋谷に突如として振り注いだ隕石により、人々は大きな痛手を受ける。
しかしその隕石には、謎の地球外生命体『ワーム』が取りついており、その後隕石の落下地点である渋谷を中心として増殖、猛威を振るいはじめていく。
警察によって組織された対ワーム殲滅部隊ZECTの隊員である加賀美新は、前線に出て人々を守ろうと熱意を燃やすが、後方支援にばかり回されその未熟さから空回りする日々が続いていた。
そんな中、市街に現れたワームによって部隊が危機に瀕する。加賀美が新しく開発された新兵器『ライダーシステム』の力を借り、ワームと対峙しようとしたその時、謎の青年天道総司が表れ、なんと仮面ライダーカブトに変身してしまう…!!
そしてこのときから、二人はワームと 人類の生存をかけた戦い の渦中へと飛び込んでいくことになる。
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本作ではゼクトと名乗る組織が出てきます。
マスクドライダーシステムを作り、ワームを倒し、人類を守る為に人間が組織した特殊部隊です。
その組織化されたチームワークは、今までの見たことがなかった要素なのでとても斬新でしたね。
今回のカブトは 変身 がメチャクチャ凄いんです!
なんとビックリ、変身の変身をやってのけます!要は二段階変身。いや、終盤三段変身もしていたか。
今回、勿論ベルトも装着するのですが、ゼクターと呼ばれる虫型の機械が何処からともなく飛んできて、それを所有者がクールにキャッチ!
「 変身! 」の掛け声と共にバックルに差し込み、体を覆い隠すようなビジュアルイメージの元、ライダースーツを身にまといます。
前回見た「クウガ」と異なりカブトムシをメインに助っ人ライダーが多数参戦します!
クワガタ、蜂、トンボ、サソリ、バッタをモチーフとしたライダーが続々登場!
特に蜂のライダー(ザビー)の第二形態のフォームがメチャクチャ恰好良かった!
今まで見た電王、龍騎、響鬼、555、クウガの中でも ベスト1 だと個人的に思いました。
ちなみに二回目のチェンジで、毎回一回目のフォーム(ゴツく、もっさい)を周囲に撒き散らすのですが、その風圧で敵にダメージを与えます。当たりどころが悪ければワーム(この作品での敵の名称)が爆死w
な、なんなんだその余裕はw
そしてアクションシーンでかかせない‘クロックアップ’という超高速モード!
相手もクロックアップを使う為、演出上周りの者や人がスローになるので視覚的にも楽しめました。
生身の助っ人ライダーの面々もみんな強烈で個性ありまくりでした。
クール系、熱血漢系、オバカ系、天然系、サイコ系etc…。
そんな奴らが手を組んで変身し、敵を倒す姿にはやっぱ感動するんですわー。
女性陣も今回は、みんなビジュアル良し、性格良しで◎。
前半はお遊び要素が満載ですが、後半シビアな展開へと一気にシフトチェンジして、毎回次が気になって仕方がなかったですね。
ドラマ面では、「555」同様、人間、ワーム、ネイティブの葛藤も出てきます。
中でも一番の名シーンは山本裕典演じる神代剣の生き様。
ライダー(サソリのサソード)でもあり、ワームでもある彼は(自分はワームと意識なし)、初登場シーンは執事のじいやと共に白い衣装で登場し、天道他をあれやこれやと困らせます。
終盤、ゼクトの岬祐月に恋をし、「 岬姫っー 」と漫画的でかつ一方的なラブコールで完全おバカ路線で毎回笑わせてくれたのですが、
とあるシーンで自分の今までの行いを見つめ直し、その岬と向き合います。そして近づくクリスマス初デート!手編みのマフラー(後半じいや作w)のプレゼントを持ち、岬待つ元へ走った矢先のあの展開 … 。シチュエーションがもう反則だ・・、かっなり泣けました・゚・(ノД`;)・゚・
他、ギターケースにメイク道具を仕込む女性なら誰でも愛す男大介と女の子ゴンのチームワーク!?も良かったですね。
あ、そうそう、矢車&影山の地獄兄弟もツボで最高だった!
あと「 カブト 」を語る上で忘れてはいけない要素の一つ、それは「 食 」!
天道をはじめ、料理シーンが豊富です。
中盤、料理バトルを二話分当てた対決にはビックリしました。
日本食がメインなので、毎回本当に旨そうでこの作品を見てから、確実に料理する機会が増えたのは言うまでもありません!
食の師匠にテストとして、「この雑巾を料理しろ!」と無理難題を言われ、雑巾の天ぷら、雑巾ステーキ、雑巾そば (実際に映像で見たら本当に美味そうw)を堂々とかつクールに、師匠に出すところは爆笑でした。
そんなクールが似合う天道が妹には優しいお兄ちゃんモードになったり、感情を露わにするシーン、時におバカキャラになるシーンなど見所満載でした。
プロデューサーが仮面ライダー生誕35周年として「 原点回帰ではなく、仮面ライダーの限界・頂点に挑む 」という宣言通り、初期のライダー要素を踏まえつつも、新たなライダー像を作り上げた本当に意欲作だと思います。
終盤のボスキャラのリーダーに「VERSUS」の主人公の坂口拓が登場してました。
彼の18番!?とも言える連続パンチ等のアクションありますw
このカブト、特に後半のテンポも良さ、先が気になる展開、
毎回、ワクワクドキドキ感を兼ね備えた世界観、大好きです!
激オススメです!
仮面ライダーカブト 投稿者 retudou
オープニング
MAD
カブト変身動画
オープニング音源/YU-KI「NEXT LEVEL」
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