映画「恋する歯車」

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2013年度作品
107分 / 日本
監督・・・中西健二
役者・・・小澤亮太、黒川智花、池田純矢、清水一希、本田博太郎、勝野洋、光石研
主題歌・・・fumika『Round and Round』
キャッチコピーただ愛する人と生きるために、彼は《革命》へと身を捧げた――。 

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 良かったー!


 この作品は東映の「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズで活躍した若手俳優の新たな魅力発掘を目的とした「TOEI HERO NEXT」の第3弾作品


 このシリーズ前々から興味があったのですが、なかなか足を運べずやっと今回、見ることができました!




 はじめに言っておきますが、変身したり、戦ったり しません!

 も出るし、濃厚キスシーンもあります。なんと、新鮮!




 この作品は「海賊戦隊ゴーカイジャー」のリーダーことマーベラス役の小澤亮太、シルバーの池田純矢、ハカセ(グリーン)の清水一希が出演しています。



 ジャンルは、ラブサスペンス




 ** 物語 **

 事故で両親を失った大学院生の祐市は自暴自棄な生活を送っていたが、ある夜、自殺しようとしていた女性リサをとっさに助け、自分と似た境遇の彼女にひかれていく。

 やがて両親の事故に不審な点があることに気づいた祐市は、自ら調査に乗り出すが、その過程で自身の出生にまつわる意外な事実が発覚。

 さらに謎めいていたリサの素性も明らかになり……。






 ゴーカイジャーと比べ、髪型や衣装、喋り方が全然違います。改めて 役者って凄いな って感じました。

 特に主人公の小沢さん、いつものあの自信満々の俺サマ系態度が消え去り、いい感じの青少年になっていました。悩んだ表情なども迫真。


 金髪天パーのハカセは今回は黒髪ヘア。言われないとあのハカセの人だってわかりません!


 そして何より驚いたのはゴーカイシルバー役だった池田純矢危ない演技 と言いますか、なんというか めっちゃ怖い役どころを熱演しています!






 さて、肝心な中身ですが、予想以上深い部分まで描かれていました。

 これは秀悦な脚本の賜物でしょう。





 同じ革命映画だと「ランウェイ☆ビート」が若干、近いです!

 ただ、この作品はちょっと違います。

 ネタバレになるので詳細は控えますが、けっこう 重い テーマを扱っているんです。





 そういえばこの作品、冒頭の初っ端、主人工の独白が胸にズシンと響き、泣きそうになりました。 ← 早っ




 確かこんな内容。

人は日々、夢に向かって生きている。しかし、時として今まで積み上げてきたものが、一瞬にして無になる時が来る。その時、人は平常心を保てるか …





 嘘を嘘で、固めた真実が正解だってこともある。

 今まで当たり前だと思っていた事が、信じていたものが

 ・・・裏切られる。





 右も左も嘘。


 どちらも正しいと言ってしまえば正しい。





 主人公がその事実に気づき、

 「もう、何を信じていいか、わからねぇよ

 と悩み葛藤します。






 そういう八方塞がりな環境に落とされた時、はたして選ぶ事は出来るのか?





 合ってるか、間違っているかなんて 関係ない

 自分信じる道こそが、正しい道だと俺も思います。





 ラブストーリーを期待しにいったので、なんかいい収穫しました。






 終盤、二人の周りを回るカメラが無駄に長く回りに回りまくる映像。

 こーいうの好きです。




 鑑賞してみて、あんまりというかほとんど笑えるシーンがなかったですね。かなりシリアス。



 あえて個人的な笑いポイントを上げると、自転車警察官のブレーキ音がみたいな音を発していますw

 あれは意図した演出なのか、そうでないのか気になりましたね。どうなんですか、監督!?





 暗い内容ですが、チャプター方式をとっているのでとても見やすいです。

 とってもオススメです。






予告編


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