
2012年度作品
68分 / 日本
監督・・・中村義洋
出演・・・濱田岳、木村文乃、大森南朋、石田えり、中林大樹、松岡茉優、桜金造、阿部亮平、中村義洋








感動しました!
本編はたったの 68分 。
とっても短いのですが、とっても濃い内容でした。
*あらすじ*
空き巣を生業とする青年・今村忠司とその恋人・大西若葉は、とあるマンションの一室に忍び込む。
そこはプロ野球のスター選手・尾崎の自宅。今村はなぜか尾崎にご執心で、尾崎の話になるとつい熱くなってしまう。
すると突然、若い女性の声で尾崎に助けを求める電話がかかってくる。
放っておけず、尾崎の代わりに女性を助けに向かう今村だったが…。
ラストのヒロインの 叫び がとても心に響きました。
グッと胸を来ます。
さて、このヒロイン同様、自分もスポーツまったく興味ないです。
なんでお金を払ってまで、他人のボール遊びを見にいくのか?
なぜ、たかがゲームなのに皆無駄ににテンション高いのか!?なぜ咆哮?なぜ叫ぶの?
球場が一体になるってどんな感覚?
学生時代、友人数人と家でTV野球観戦会やりました。
予想通り・・・試合観ても面白さが見出せず、まったくもって苦痛な時間でした。
本当に不思議でしょうがなかったわけです、野球の魅力ってなんなの~??
置いてきぼり感たっぷり。
で、
その答えがこの映画見て、少し解けましたね。
この作品で描かれている尾崎というプレーヤーの存在。
彼の過去(背負ってきたもの)がわかると、
スタンドに立つ気持ちとか、
あぁ、これ意外と奥が深いぞぉ
なるほどなぁ・・・。もっと早く出会いたかったよ「ポテチ」さん。
さて、この作品は、
けっこう カメラ固定の長回し を多用しています。
決して派手な作品ではありませんが、奥深い映画です。
中村監督、自ら美味しい役どころ演じていますw
原作はオチに驚かせる作家の 伊坂幸太郎 さん。
「重力ピエロ」、「ゴールデンスランバー」「アヒルト鴨とコインロッカー」も大好きです。
サクっと観れてズシッと感動!
おすすめです!
予告編
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