
EGA
2012年度作品
125分 / インド
監督・・・S・S・ラージャマウリ
役者・・・ナーニ ジャニ、サマンサ・プラブー、スディープ
キャッチコピー ⇒ ハエになってもキミを守る!















実は初めてみましたインド映画!
前々から気になっていましたハリウッドならぬ、ボリウッド映画「ボス」、「ロボット」とか予告編見て凄く面白そうなで、見たいなー見たいなー 思ってたんですが、なかなか見るチャンスがなく、そしてようやく今回、劇場で見ることが出来ました!
期待半分、不安半分
はい! 予想以上のおもしろかったです!
なんていうか、こんなにエンターテイメントするんだ、
インドっていう第一印象。
*あらすじ*
建設会社の社長スディープは、邪魔者は躊躇なく殺す極悪人。ある日スディープは美しいビンドゥと出会い、一目惚れ。
さっそく、彼女が気にかけている貧乏青年ジャニを始末する。ところがジャニは、不思議な力によって一匹のハエ“マッキー”に生まれ変わる。
愛するビンドゥを守るため、その小さな体で憎きスディープに戦いを挑むマッキーだったが…。
簡単に どんな映画ですか? と聞かれたら、
俺の手にかかれば落ちない女はいないと豪語するマフィアの男が、とある青年に完敗。
怒り狂ったマフィアの男はその男をなぶり殺す。
しかし青年の愛の魂が、近くあったハエの卵に宿って再びこの世に生を受け復讐するというストーリーです。
更に完結に言うと、
ハエの一切容赦なしの復讐劇!
もうコテコテ過ぎる演出の数々はニヤけてしまいます。
悪役の顔の表情、子供でも「アイツ絶対悪いヤツだ」って100パー分かるワルな表情をこれでもかと醸し出していますよ。
ド直球過ぎて笑えます。
映像もなんていうかエネルギッシュなんですよね。
撮り方がピンポイントで非常に綺麗に撮られています。
アクションシーンもハリウッド大作なみな迫力。
大爆発とかガンアクション、さらにカーアクションまであります!
ボリウッドはそのアクションに毎回コメディ要素が足されていて斬新w
笑えるところかなりありますが、中でも最高だったのが、
マフィアのボスがハエ耳元プンプンさせられるシーン。
あまりのしつこさに気が狂ってきますw
シチュエーションがシチュエーションなだけに抱腹絶倒、間違いなしです。
CGもハイクオリティー!
ハリウッド大作レベルの2200カットを超えるVFXとのことです。
今回のハエCGの完成度は圧巻です。
とても 気持ち悪かわいい です ← どっちだよ!
インド映画と言ったら、とにかく歌って踊る という勝手な先入観ありましたが、
この作品はどちらかというと少なかったようですね。
でもそのミュージカルシーン良かった。
音楽も重低音バンバン効かせていて凄く好みで、音楽の使い方が上手いなと思いました。
少し意外だったのは、
ところどころけっこーエゲツナイ復讐描写ありましたw
前半、ハエになる前の人間の主人公が、想いを寄せる描写が面白かったですね。
というかかなりストーカー、それもネチネチじゃない、完全勘違い前向き系w
ここまで来ると観る分には爽快です!
ヒロイン、主人公の前では冷たい態度(基本スルー)。
でもでも、実のところは青年の好意はとても嬉しいようです(ココ、カメラが表情しっかり抑えます、上手いっ!)。
絵的にコテコテなんだけど、すごーく2人の雰囲気良かった。
その2人の可笑しな関係もあって、復讐劇からのラストが感動します。
切なかったです・・・。
序盤のクサイ演出が抜群に効いてますわ
ほんとこれがエンターテイメントだって感じでの映画、観客をトコトン楽しませよう という作り手の気持ちがジンジン伝わってきました。
おすすめです
予告編
ハエの筋トレシーン!!
"耳元激怒ブンブン丸"
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