映画「オードリー」

2011年度作品
67分 / 日本
監督・・・勝又悠
出演・・・笠原美香、暮浩平、梶原ひかり、小田島渚、水野祐樹
キャッチコピー → わかってるなりの想い方







タイトル、‘オードリー’
第一印象、ピンクのタンクトップの あの方 を想像してしまいました・・・w
この作品、凄く良かったです。
見事に青春、切り取られています。
傑作ですね!
本編は、67分とかなり魅力的なのも個人的に好印象!
*あらすじ*
高校3年生の大森優子は、同じクラスの遠山健太に人知れず恋心を抱いていた。
文化祭を目前に控えたある日、親友の絵里が文化祭の日に遠山に 告白 すると宣言。
優子はつい応援すると背中を押してしまう。絵里はそんな優子に、遠山と文化祭まで付き合って、彼の好みを調べてほしいと頼まれてしまい……。
青春のヒトトキ上手く描かれていました!
自分の気持ちを隠し、友情の為に力を貸してしまう主人公。
本当は好きなのに、言えない・・・
苦しい立場にいながらもその時を楽しみ、そして苦悩する姿が描かれます。
撮影はほぼ 手持ちカメラ 。あえてのナナメアングルが多様されています。
でも、その 揺れ がリアルな姿に直結しているので、作品にとってかなりイイ効果を上げてました。
ワンシーンだけ長回し固定カットがあるのですが、とてもいいアクセント。
役者さんの演技も、演技していないような自然に撮られています。
気になる監督、脚本、編集は女子高生を撮り続けて10年、勝又悠監督!
女子高生の制服は戦闘服。武器である!
なんて発言するくらい女子高生ありきの作品ばかり撮っているそうです。
見れば十分納得します!
とても 女子高生の自然な演技 これでもか! が収められています。
あー、そんなことやってるなー なんてシーンがたくさんありました。
ツッコミまくりな会話内容の数々。ハイテンションのっかり等々
女子高生の 鞄の持ち方 とか、なかなか鋭いポイントもバッチシですw
観終わってから気づいたのですが、「仮面ライダーブレイド」のアマネ役の子役の 梶原ひかり さんも出ていました!
本作は 5日間泊まり込み撮影 で敢行されたそうですが、かなりクオリティ高いです!
DVDのメイキングで暴露している、本編ラストのハイライトシーンのフォークダンスの 尋常じゃない人の足りなさ の理由は抱腹絶倒です!
このシーン観ていて「あれ、おかしいな?」とは思っていたのですが、そんな裏があったとは・・・。
エンディングテーマ曲もピッタリな曲です!おすすめ
予告編
冒頭シーン3分
エンディングテーマ曲