
2013年度作品
95分 / 日本
監督・・・吉田恵輔
役者・・・堀北真希、松田龍平、麻生祐未、ガダルカナル・タカ、ふせえり、岡山天音、田代さやか、温水洋一、余貴美子、佐々木未来、藤井びん、高橋修、古澤裕介、松下貞治、長野克弘、野口雅弘、浜幸一郎、光岡湧太郎、内藤トモヤ、田窪一世、三島ゆたか







「麦子さんと」劇場にて鑑賞!
予想以上に面白かったです!
監督さんは「ばしゃ馬さんとビックマウス」「さんかく」「純喫茶磯部」「机のなかみ」の吉田恵輔監督。
本作も自ら脚本を書いています。毎回思うのですが、本が スゴーーく いいんですよね(^^♪
8年前から書いていたのだとか・・・。
*あらすじ*
声優を夢見るアニオタ女子の小岩麦子。幼い頃に母は家を出てしまい、父の死後は、頼りない兄と2人暮らしの日々。
そんなある日、母の彩子が突然舞い戻ってきた。顔も覚えていない母との同居に戸惑い、自分たちを捨てた母に心を開くことができない麦子。
そして母は、あまりにも唐突にこの世を去ってしまう。彼女は人知れず末期ガンに冒されていた。
やがて兄に押しつけられ、母を亡くした実感もないままに納骨のため母の故郷を訪れる麦子。すると町では、若き彩子と瓜二つの麦子の登場で大騒ぎに。なんと彩子は、かつてこの町のアイドルだったのだ。
自分たちの青春に思いを馳せ、異様に盛り上がる町の人々に、否応なく振り回される麦子だったが…。
温水洋一さん、この映画でも最高でした!
後でピックアップしますが抱腹絶倒シーンがあります。
松田龍平さん、この兄役かなりハマリ役でした!
リアルにいそうな兄貴でした!
この映画の見所はたくさんあります!
脚本に関してはもうなんも言う事ないですね!
役者の演技も上手なのもあって心に響くシーンやドラマの連続です。
さて、しつこいですが、特に温水さんが出ているシーンは要チェック。
ますます、ファンになりました!
中でも一番最高なのは冒頭、
地元タクシー運転手の温水さんが、堀北真希さん演じる麦子を乗せるのですが、話に夢中になってよそ見していると、
麦子「前、前っ!」
温水「ええっ」
…ドン!
地元の顔見知りの警官(自転車で巡回中)を轢きます(汗)
幸い、鼻血程度でピンピンしてますが、自転車から吹っ飛んだのは事実な訳です。
で、ここで温水さんがとった行動が最高でした。
温水「じょーだん、じょーだんだよ」
書くと「はぁ?」となりますが、このシーンを実際の映像を見せられると、抱腹絶倒です。場内にも笑いが起きました。
温水さんなら許せるわー(注:ダメです。普通に処罰ものです!)
他にも何回かタクシー内で、温水さんが音楽に合わせて歌うシーンがあるのですが、合っているようでズレている感も最高でした!
そして、そんなダメダメな温水さんが、酔った勢いで麦子を叱るシーン、なんか凄いことになってました。
ギャップがいい!
あぁ、この映画、個人的に温水映画という印象がw
対して堀北真希さん。
実は余りに彼女の映画は見ていませんでした。
記憶にあるのは「オールウェイズ」くらい。
この作品での掘北さん、それはもう綺麗に撮られています
それもそのはず、吉田監督自身も熱狂的な彼女のファンで麦子=堀北真希として当て書きで書いたくらいなのですから、すごーく魅力的に撮られていました。それはほんと物凄く。
深く暖かいドラマの余韻、是非味わってください、おすすめです。
予告編
挿入歌:赤いスイートピー
- 関連記事