映画「エンダーのゲーム」

ENDER'S GAME
114分 / アメリカ
監督・・・ギャヴィン・フッド
役者・・・エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード、ベン・キングズレー、ヴィオラ・デイヴィス、ヘイリー・スタインフェルド、アビゲイル・ブレスリン、アラミス・ナイト、スラージ・パーサ、モイセス・アリアス、カイリン・ランボ、ジミー・“ジャックス”・ピンカク、ノンソー・アノジー、コナー・キャロル
キャッチコピー ⇒ 僕は、戦いたくない・・・













映画 「エンダーのゲーム」 がヤバイ!
SF少しでもかじった人なら、名前くらい走っている有名なSF小説「エンダーのゲーム」。
あの「ガンダム」や「エヴァンゲリヲン」に多大な影響を与えた伝説的小説の映画化なんです。
自分が高校生くらいの頃、映画化決定!の触れ込み、覚えています。
当時、中古の文庫本で本作を読みましたが、持ち前のイマジネーションが足りなかったせいか、中盤以降の展開があまり頭に入って来ず、覚えている内容と言えば、
宇宙空間にある学校で、厳しい教官、憎たらしいクラスメートのダブル重圧に耐えながらも、バトルスーツ身を包み、ここが自分の舞台だ! って戦っていた記憶があります。
その数年後、忘れた頃にやってきました待望の実写化!
*あらすじ*
産児制限が行われている未来の地球。謎の地球外生命体フォーミックの侵攻を受けた人類は、辛くも絶滅を免れる。
そして、さらなる侵攻に備え、優秀な子供たちを徴兵し、地球軌道上に設置された訓練施設“バトル・スクール”でエリート戦士の養成が行われていた。
そんな中、非凡な兄と姉の存在ゆえに、宇宙戦争を終結させる者との期待を受け、政府の特別許可で生まれた禁断の第3子“サード”の少年エンダー。
彼は、その生い立ちがもとで孤独な少年時代を過ごしていた。やがてバトル・スクールへと送られたエンダーは、監督官であるグラッフ大佐の下、情け容赦ない幾多の試練を課されていくのだったが…。
見た後、結構 ズシン と来ます。
意外と考えさせられる ヘビー な内容が含まれています。
このテーマなら当時読んでも理解出来なかったワケです。
見ていて思ったのはこの「エンダーのゲーム」は、シュミレーションゲームが好きな人は絶対ハマると思います!
人員配置して、相手の様子を窺いながらも駒を進めていく、そしてここぞというところで、一気に勝負を仕掛ける。
時にそれが一か八かっていう状況も。
というわけで見ていて、
ところどころアドレナリンがドバドバ放出されました。
見所は何と言っても無重力バトルゲームですね。
このスーツデザインがまたカッコイイんだな、これが!
簡単に説明をすると、めっちゃくちゃ広い丸型のドーム場で、ところどころにに障害物が配置してあります。
自分がプレイヤーで、飛び道具として光線銃が使用可能。
その銃で撃たれたら、その部分がゲームが終わるまで動けない。
で、ここからが 宇宙キターー♪ な内容なのですが、
撃たれたらその風圧で障害物か壁にぶつかるまでゆっくり軌道に乗って流され続けますw
ヤバイね、虚しさ全開、ハンパねー
そしてこのゲーム、チーム戦というわけで、味方を上手に使うのが(盾として)鍵となるんですよね。
いわゆる頭脳戦です。
ちなみに体のパーツごとに獲得ポイントが異なるのですが、
要するに 相手のゴールに辿り着けば、その試合はそのチームが 勝利 となるのです。
見ていて、
あぁ、一度でいいからやってみたい!
と率直に思いました。
話、戻りますが、終盤の展開には驚きました!
自分は見ていて
「ええっ!?・・・え、ええっ?・・えええええっ!? 」
ってなりました💦
この点を踏まえた状態でもう一度見れば、また違う印象を受けるでしょう。
テーマも、実に深かった。
目先の目標を得るには犠牲が常につきもの。
その犠牲は罪なのか?
はたして仕方ないのか?
この世界(映画)での戦争は、
実際に現地へ行かずにして、手元でブライドタッチで指令。
・・・あぁ、なんてハイテクなんでしょうか!
見てて、タッチパッドのタップ操作を思い出しました。
そしてその動きが、これまた、カッコイイんですよね!
娯楽対策として楽しんじゃうのも良し、
深いテーマを諭すも良し
オススメです!
追伸:続編も気長に期待してます!
予告