映画「ギャルバサラ -戦国時代は圏外です- 」

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2011年度作品
110分 / 日本
監督・・・佐藤太
役者・・・有村架純、竹富聖花、荒井萌、森廉、賀来賢人、鈴木勝吾、相馬圭祐、浜尾京介、前田健、木下ほうか、坂田聡、有薗芳記、木崎ゆりあ、小木曽汐莉、松井咲子、粟田麗、矢柴俊博、篠田麻里子、松方弘樹
キャッチコピー 女子高生、戦国時代へタイムスリップ!わたしはわたしの天下を取る!! 

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 見たい映画リストに何気なく入っていたので、借りた一本。

 タイトルからしてB級感満点ですが、




 これがまさかの 拾いもの でした。





*あらすじ*

 名古屋に暮らす女子高生のあさみは、ひょんなことから同級生の優、ヒロ子、公平、卓也と共に“タイムホール”という時空のねじれに吸い込まれ、440年前の戦国時代にタイムスリップしてしまう。

 最初は戸惑っていたあさみたちだったが、織田信長の前で写メを撮るなど次第にいつものペースを取り戻していく。

 そんな奇妙なあさみたちを見ても信長は意外なほど驚かない。それにはある秘密があったのだが…。






 要は、

 女子高生達が440年前の戦国時代へ タイムトラベル してしまうお話です。






 名古屋テレビ放送株式会社の開局50周年記念作品として制作され、AKB&SKEから数名役者が出ています。






 で、この作品どこが良かったかというと・・・

 生と死、

 友情の絆、

 時間という概念、



 というそれぞれをテーマが良かったです。





 3人の女子高生と2人男子学生がタイムトラベルするのですが、それぞれのキャラが思いのほかシッカリ立っていて、110分というこの手の映画では長めの尺も全然感じないほどテンポのよい作品になっています!

 戦国時代にて、それぞれが 自分にしかできないこと をがむしゃらに見つけて突き進んでいきます。そこでぶつかったりする葛藤がとてもうまく描かれていました。






 タイムトラベル ものいいですねぇ。

 個人的に同ジャンルの「サマータイムマシン・ブルース」と張り合うくらい面白かったです。とても深い。

 


 セリフで、「 生と死は対になっている 」が印象的でした。このセリフへ行き着くまでのエピソードも繊細に描かれていた分、ズシリと来ました。


 そして物語のキーとなる「 天下を取る 」というフレーズにも要注目です。はたして自分の天下とは?








 現在編の回想

 女子高生三人の絆と衝突のシーン、





 戦国時代で

 ぶつかり合う男女、プライドで告白するしないの感情を表に出す場面、



 更に、

 戦国時代でのお互いの生き方にズレを感じ、互いに罵り合い、まさかの相手のほおガチ殴りからの倍返し反撃 シーン がかなりインパクトありました。

この場面も登場人物の感情表現が事前に描かれていくので、引き込まれました!





 という感じで、「ギャルバサラ」というタイトルからは想像できなかった、深いドラマ面に驚きました。

 というか、数シーン、フツーに泣けましたね。





 本編に関係のないシーンで、時は学校内の休み時間、

 自らの頭を叩いて舌出して、口閉める一連の動き。それも二人並んで言葉交わさず繰り返し続けるという カオス 過ぎるシーンが最高でした。

 

 笑えるシーンもところどころ入っていましたね





 あと、演出面で上手いなと思ったところは、

 次の場面に移る時に今のシーンと次のシーンがオーバーラップする演出が冴えていました!





 役者さんは皆輝いていましたが、主演の有村架純さん、目力なかなか良くて、今後要チェックな女優さんです。





 歴史好き にもオススメ!




 「ギャルバサラ」拾い物です!

 是非この作品オススメします。







予告



特報




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