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2007年度作品
線矢りさ
全192ページ



 お久しぶりのオススメ小説レビューいきます。

 2003年に、茶川賞を獲得した青春小説です。





 まずタイトルの「蹴りたい背中」。

 「 蹴りたい背中って、一体どんな背中だ? 」ってツッコミを入れたくなるのはさておき、




 本作はとても読みやすく、すんなり入ってくる作品で2時間ちょっとで読破できました。

 ちなみに著者の 線矢りさ さんはデビュー作は映画にもなった上戸彩 ✖︎ 神木隆之介主演の「インストール」です。

そして「蹴りたい背中」は二作目、若干19で書き上げたそうです。凄いぞ、その文才。




書かれている表現は、

時々作者によっては、「 う〜ん…これってこういういう事が言いたいって事? 」って思う心の描写があると思うんだけど、

 この作品では、「 あぁ、なるほどな 」っていう読んでいて分かりやすいけど、でもセンスいい絶妙な文章スタイルです。





 *あらすじ*

 長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。気の合う者同士でグループを作りお互いに馴染もうとするクラスメートたちに、初実は溶け込むことができないでいた。

 そんな彼女が、同じくクラスの余り者である、にな川と出会う。彼は、自分が読んでいるファッション雑誌のモデルに、初実が会ったことがあるという話に強い関心を寄せる。

 にな川の自宅で、初実は中学校時代に奇妙な出会いをした女性がオリチャンという人気モデルであることを知る。にな川はオリチャンにまつわる情報を収集する熱狂的なオリチャンファンであった。






 特に大きな転機が起きることなく、淡々と展開されていく物語。

 主人公のハツ、そしてたまに主人公の友達の絹代が出てくるくらいの少人数。




 それでも主人公の思いとか伝わってきました。




 これはおすすめです!



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