映画「めめめのくらげ」

2013年度作品
100分 / 日本
監督・・・村上隆
役者・・・末岡拓人、浅見姫香、窪田正孝、染谷将太、塩澤英真、池永亜美、黒沢あすか、津田寛治、鶴田真由、斎藤工
キャッチコピー → 大人には、見えない













やべぇ
あぁ、やべぇ
涙腺が、
涙腺がー!!
… 久しぶりに 涙 腺 がブッ壊されました💦
本年度(2014年)心に響いた映画、堂々のベスト1を上げます。
*あらすじ*
母親と二人で郊外の街に引っ越してきた小学生の正志は、新居となる団地の部屋でくらげのような不思議な生き物と遭遇。
くらげ坊と名付けた生き物と友達になった正志は、それをリュックに隠して登校するが、クラス全員がそれぞれ異なる不思議な生き物“ふれんど”を学校に連れてきていた。
どうやら“ふれんど”たちは、研究所のトップメンバーによって小学生に配布されたらしいことが分かり…。
とりあえず激オススメします「めめめのクラゲ」
近いイメージの映画を上げるとするとこちら、
「ポケモン」、
「サマーウォーズ」
「ミラクル7号」
「ブレイブストーリー」
この上記作品がヒットしてたらした外すことはないと思います!
ほんとーに、いいからっ!
見て!
※ここから先は少しネタバレしています。
思う存分に楽しみたい方は、読まないでくださいね!
さて本作、
レンタル屋にてパッケージ見て
「あ、面白そうかも」的な軽い気持ちで借りました。
見終わって率直に思ったのが、
当時、この作品話題になりましたか?
という疑問。
自分はレンタルで手に触れるまでこの作品自体の情報をまったく知りませんでした。
もっともっと話題になっていい傑作映画ですよ、ほんと!
なんたってまず脚本が素晴らしい!
起承転結がシッカリしてて、特に終盤辺りは圧倒されます
監督の村上隆さんは他にもキャラクターデザイン、原案、エグゼクティブプロデューサーも兼任。初監督作でこのクオリティ!
ちなみに当初はフルCGアニメーション作品を企画していたのですが、東日本大震災後の日本を描くという情熱に突き動かされ、実写+CGに変更。
CGだけで900カット強の編集に1年以上をかけて創りだしたそうです。構想は10年!。
なので、CGのクオリティはかなり高いです。
自分は見ていて、チャチイとは全然感じませんでした。
音楽もピアノの せつな系 が見事にピッタリはまっていました。
フレンド、イメージしやすいのはやはり、ポケモンですね。
アニメ映画「ミュウツーの逆襲」は当時劇場で観て、泣けました。
健気なポケモン達が身を徹して主人を守る姿に感動。
今回のフレンドは、忘れましたががそれぞれ意味合いを持つ英単語の頭文字をとってFRIENDと呼ばれます。
ポケモンと違うのは、彼らは子供たちの負のエネルギーがら生まれたもの。自分の体から生み出た世界にまた一つとない、トモダチ なんですよ。
そんな彼らが、主人公の命令を聞き、守ってくれます。
時に一緒にふざけます。
いいねぇ ↑
主人公のフレンド、チーズかまぼこ大好きの くらげ坊 が超かわいい。
常になんかゴニョゴニョ喋ってます。
カンフーできて、かなり強いですw
主人公に悪さをするクラスメートが登場します。
何人か出てくるのですが、爆発頭、カールヘアなどアニメの登場人物のようにハッキリした髪型をしてます。
そんなチョイ悪グループが主人公を容赦なく痛めつけるのです。
小学生でこんな 陰湿なイジメ あるの?ってくらいけっこうガチで見ていて焦りますw
でも、そんな彼らも終盤は … ココらへんも泣き所ポイントです。
ヒロインはケンカが嫌いな優等生タイプの女の子。
そんな彼女のフレンドは、おっきなトトロをボッサボサにした るくそー君(!?)。
こいつが本当にいい奴。常にドシーンと構えてます。そして強い!
無言でめっちゃ助けてくれます!風貌がまず癒されますね。
ちょっとココで話変えますが、
涙線崩壊する作品
自分にとって、号泣する映画は、
50本に一本あるかないか
本作の終盤は 洪水 でした。
なんでこんなに泣けるんだろうか?
おそらく、脚本の力ですね。
主人公の少年の 憤りのない葛藤 が、見ていてジンジン伝わってきました。
後半から登場する悪に走る不登校の少年のフレンドには驚きました!
まさかのギャルゲーに出てきそうな金髪セクシーメイド風お姉さん(フルCG描写)
スイマセン~っ、監督のご趣味ですか!?
今までの2等身フレンドの流れから、
突然、8頭身ボンキュボン出てきましたw
でも、本編にちゃんと馴染んでいるから凄い!
そんなフルCGギャル vs クラゲ坊の戦いは、瞬間移動が炸裂する正にドラゴンボール状態w 圧倒されます。
ちなみにエンディング曲は、ボーカロイドの初音ミクの歌声が流れます。
ぶっちゃけ予告編で流れる演出を見て、
「あ~浮いているな~」
感あったのですが、本編ではすんなり入っていけました。
そうそう教祖的な集団が出てきます。
けっこうこちらもガチでビビります。
ヒロインのお母さんも熱心な入信者で、そこの葛藤も上手く拾われています。
脇役では、少し若い頃染谷将太さん、園子温監督作の常連黒沢あすかさん、とりあえず出てきたら落ち着くw津田寛治さん
斉藤工さん、今まで見てきた映画「ヌイグルマーZ」では青海苔歯に付いてたり、「吸血少女対少女フランケン」でもちょっとバカな若者演じていたのイケメンもどきな先入観合ったのですが、本作ではかなりのイケメンっぷりで驚きました。
なんどもいいますが、かなりオススメな一本です。
アニメ「まどマギ」「あの花」も号泣しましたが、120分でここまで涙腺を壊す映画はそうそう出会えません!
そして、エンドクレジッド後に続編予告が!
見るからに面白そうじゃないですか、むちゃくちゃ見たい!
現在制作中とのこと。楽しみだ。がんばってください!
これは全力でオススメします!
予告1
予告2
livetune feat.初音ミク
めめめ音頭