映画「携帯彼女」

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2009年度作品
102分 / 日本
監督・・・船曳真珠
脚本・・・柴田一成
出演・・・川島海荷、朝倉あき、石黒英雄、小木茂光、星野真里、大西結花、落合扶樹、前田希美、桑江咲菜
キャッチコピー ⇒ 『恋空』『赤い糸』の魔法のiらんどが放つサスペンス・ラブストーリー。理想の彼氏、ダウンロードしますか? 

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 本家、携帯彼氏やっと見ることができました。



 原作は「魔法のiらんど」の kagen さん。

 当時、「怖いケータイ小説がある」と口コミで広がり、累計180万読者を記録した同名作品の映画化だそうです。




 と、その前にこの「携帯」シリーズ、実はビデオ作品含めて全4作あるんです!

 「携帯彼氏」 (劇場公開)
 「携帯彼女」 (劇場公開)
 「携帯彼氏+」 (ビデオ)
 「携帯彼女+」 (ビデオ)

 個人的に一番最初に見た「携帯彼女+」が予想外のヒットで、今でもたまに思い出すくらいの良質映画なんですw





 *あらすじ*

 巷では女子高生の間に“携帯彼氏”という恋愛シミュレーションゲームが大流行していた。

 好みの“彼氏”をアバター感覚でダウンロードして、毎日メールのやりとりをすると、親密度によってポイント(ラブゲージ)が増減していくというもの。

 赤外線通信で彼氏の交換なども可能で、擬似恋愛をよりリアルに楽しめるようになっていた。

 ところが、その携帯彼氏にハマっていた女子高生・真由美が“ 彼氏に殺される… ”という謎の言葉を残して自殺する。

 同級生の里美と由香は真由美の死の真相を突き止めるべく携帯彼氏のことを調べ始める。やがて2人は、“ラブゲージが0か100になるとプレイヤーは死ぬ”という噂に辿り着くが…。





 要は、携帯アプリの彼氏に殺されそうになる物語です。


 


 携帯彼氏・・・。
 
 確かに、ツッコミどころもあって、

 展開も、どこかで見たことのあるシチュエーション連続。





 では、なぜこの作品、オススメしたいかと言いますと、

 応えは単純、

 ホラー映画なのに、異様なほどに、高校生の淡い恋心 が巧く(スピリチュアル面が)演出されていたからです。





 幼馴染ではなく、先輩との恋

 



 序盤から逐一、回想シーンで揺れ動く乙女心を、正統派な切り口で拾っていく演出。

 こういう場面、けっこうありがちだと思うんですけど、川島海荷 × 石黒英雄 二人とも、とてもイイ雰囲気を醸し出していました。




 というわけで、自分でも驚きましたが、終盤きました。





 映画鑑賞後に知ったのですが、監督は女性、しかも驚きの27才で自主映画出身っ!

 ちなみに携帯彼氏役の俳優に、『ダークナイト』のジョーカー、『時計じかけのオレンジ』のアレックスのような狂気にぶっ飛んだ演技でと事前に伝えていたそうですw

 更にハリウッド映画が大好きとのこと。確かに雰囲気がJホラーのジワジワくる怖さよりか、パニック映画に近いテンポでしたね♪


 そしてオールアフレコ

 見ていて一部、アフレコしているかな?と感じたシーンがありましたが、まさか全部アフレコで当てているなんてビックリ。効果音含め、全然違和感感じませんでした。




 オススメです!





 追伸:さて、本作品を見終わったことで、あとはシリーズ最後、本家の「携帯彼女」を残すところとなりました。

 こちらも面白かったらレビューします。お楽しみに!






予告




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