
2009年度作品
スクウェア・エニックス
XBOX360(※PS3も有り)


































プレイ総時間40時間以上の末、遂にクリア出来ました。
マップが広過ぎ、攻略本見てもなかなか上手く進めず、一つのダンジョン制覇するのに2時間かかるとか、セープポイントなくて画面そのままで用事済ませて帰宅したら、本体の電源落ちてて2時間の進行具合がパーになったり、最終ボス戦に至っては30分以上格闘etc...
途中でホント挫折しそうになりましたが、魅力的なキャラクターと物語の続きが見たくて、気合で進めました。
よってかなりの時間を要しましたがと言いつつもストーリークリア重視なのでかなりイベント飛ばしましたが、でもクリア後の達成感は半端なかった!
さて、このゲーム、スターオーシャンシリーズの4作目です。
ちなみに1作目、2作目はプレイ済み。
その4作目ということですが、世界感や、ゲームシステム、音楽など馴染みあります。ただし、物語そのものは続編ではありませんので、この作品から初めても全然問題ありませんね。
たかがゲーム、
されどゲーム・・・。
ゲームの世界ですが、非常に濃い登場人物達と、 旅 をさせていただきました。
*あらすじ*
第1期SRFメンバーとして選ばれたエッジと幼馴染で、ともにアカデミーを卒業したレイミはこれから旅立つ外宇宙へ希望に胸を膨らませていた。
エッジたちの乗船したSRFのスペースシップ3号機は同じ第一次開拓隊のスペースシップとともに出航式を終え、月面の発射台に座す人々の希望を載せて飛び立った5隻の船は順にワームホールへと飛び込んでいく
そして、彼らはムーンベースから広大な星の海へと旅立った人類の新天地を求めて――
「どんな内容のゲームなの?」
って聞かれたら、
一番ピンと来るのは、映画 「スター・ウォーズ」 に近い。
個人的にスターウォーズも好きなのですが、このゲームの方がキャラが魅力的だし、物語の展開、描かれるテーマ、世界観、そして何よりも泣けます。
海外で映画化してくれないかなー、それも三部作。技術的には今の日本では無理だけど、「スターウォーズ」「ホビット」の映像クオリティならハリウッドで描けないことはないと思いますね。
スターオーシャン<星の海>という題名の通り、宇宙船で惑星間を行き来します。
宇宙空間での船内でのエピソード、多々含まれます。
これがこのシリーズの お楽しみ要素 の一つ。中には物語に直接関係ない、仲間達の日常(ミニイベント)が見られます。
コメディ系、せつない系など、どれも面白可笑しかったです。
最大9人、仲間になります。
地球人、エルダー人、レムリック、モーフィアスなど多種多様な惑星から引き込み、船がどんどん賑やかになっていきます。
まず主人公のエッジ!
当初、自己中心的な少年気質で、感情移入出来なかったのですが、中盤に自分の選択のミスであろうことか、惑星を一つをあろうことか消滅させてしまいます・・・。
その機を境に、他のメンバーに呆れられるくらい、鬱状態に陥ります。こんな重荷を背負う主人公、なかなか いません!!
そんな主人公を、隣で見てきた幼なじみレイミが、時に同調し、時に励まし、時に叱ります。
その一部始終を見てきて、いろいろ考えさせらるものがありました。
この経験が、のちのちのストーリーの進行、テーマへと導かれるんです。
ちなみに旅の仲間になる9人の登場人物は、子供でもすぐ分かるくらい、ザックリ(ビジュアル、性格分け)しております。
でも、それぞれの 生い立ち や、仲間に加わる過程がシッカリ描かれているので、誰一人空気的な存在のキャラはいないです。
特に物語の核にも通じる猫っ子メリクルのエピソードは良かった。
育て親の博士が、異性人との関係や宇宙技術の発展、に関しての話は決して絵空事のSFではなく、リアリティ があり「なるほどな」 と関心しました。そしてせつな過ぎます。
“わんわ”と名付けたケルベロスと契約している感情がない少女リムルのエピソードも心に残ります。ちなみに語尾に毎回「なのよ」が付きますw
当初、 「これまた強烈なアニメキャラが出てきたな」 という第一印象でしたが、物語を追っていくとすぐさまその第一印象が消えました。
更に亡き夫の復讐心だけで生きている孤高のセクシーお姉さん、ミュリア嬢。終盤とある真実を知ってしまう場面は見ていて涙線が危ぶまれました。
その他にも惑星調査を行った際、石化ウィルスに冒され、脳へ侵食を逃れるために脳をサイボーグに移植した既婚者バッカス。
天使の羽付いてるのに飛べないメガネ娘のサラ、風貌がもろ死神なクールなエイルマット!
そんな彼らと出会うエピソード、と共に物語は佳境へと進んでいきます。
このゲームの世界、宇宙空間には多数の生命体が当たり前のように存在していますが、
果たして現実の宇宙空間にも、知的生命体はいるのでしょうか?
いて欲しいですね。
もしいると過程した場合、コンタクトは取れるのか?更に技術は人間よりも高度なのか、否か。いろいろ想像が膨らんでしまいますね。
終盤に宇宙空間での戦いが繰り広げられます。
これって本当に恐ろしいなと思います。
映画「エンダーのゲーム」、「ゼロ・グラビティ」などでも感じましたが、宇宙船という囲まれた箱に乗っていますが、レーザービームで木っ端微塵、
アッと言う間に宇宙空間のチリに。ヒー
とてもじゃないけど、そんな空間、あんなに大量に敵艦いる中、自ら戦闘機を動かす勇気、度胸はありません。どんだけ図太い神経しているんだよといつもこの手のシーンを見て感じます。
でも、もしかしたら、彼らみたいにそれぞれ背負ったもの、自分を犠牲にしてまで助けたい人、仲間がいれば
怖さ という概念はどこかに吹っ飛んでいってしまうかもしれませんね。
最終ボスとの対決から、エピローグ・・・。
エンディングムービーだけで 60分超え という大ボリュームw
ムービー見たくてプレイした自分にとっては、嬉しい悲鳴でした!!
そしてスタッフロールが流れます。
喪失感が半端ねぇ
もうこの旅の仲間たちの成長記録を見ることが出来ないというのは、本当に残念です。
映画なら二時間で済む問題ですが、ゲームだと数十時間かかります。社会人になってこの数十時間という時間はやはり貴重です。
気軽にまたやろっと!がなかなかできないのですね・・・。
はいっ
なんだかんだ実は突っ込みドコロも多々ありましたが、スターオーシャン4、は本当に最高なゲームでした!制作者の方々に大題感謝です!もし、PS4で「スターオーシャン5」が出れば本体と一緒に買います!気長に待ってますスクエアエニックスさん
PV
インターナショナル版予告
海外版予告
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