
2012年度作品
92分 / 日本
監督・・・鶴田法男
脚本・・・鶴田法男
出演・・・志田未来、川口春奈、平野靖幸、児玉貴志、三浦まゆ、嶋﨑亜美、真下有紀、小須田康人
主題歌・・・初音:「ひだまり」
キャッチコピー ⇒ この学校には“何か”がいる―












レンタルにてホラー映画 「POV~呪われたフィルム~」 、見ました!
監督さんは、Jホラーの先駆者の鶴田法男監督!
この映画、タイトルにもある通り、ズバリ POV映画 です。
ちなみにPOVとは、Point of Viewの略で、日本では「視点ショット」「主観ショット」などと訳されています。
要は カメラの視線と登場人物の視線を一致させるようなカメラワーク で、よりリアリティのある映像(画像ブレブレで画質も悪いけどリアル感が売り♪)になるため、フェイクドキュメンタリー映画としてこの方式が取られます。
過去にこの手法で撮られたものも多数あり、「ブレアウィッチ・プロジェクト」「パラノーマル・アクティビティ」「REC/レック』『クローバーフィールド/HAKAISHA」などもPOV映画です。
*あらすじ*
これは、主演キャストと番組関係者が実際に体験した映像と、春奈が通っていた中学の“学校の怪談”を撮影した心霊ビデオを元に制作された映画である。
志田未来は、所属事務所の後輩、川口春奈とともに携帯電話向けの番組の収録をしていた。
『志田未来のそれだけは見ラいで!』は毎回、全国の視聴者から投稿された動画を紹介する番組。その日は本物の心霊現象が映った動画「真霊動画特集」の収録を進めていた。すると投稿映像に異変が起き始め、モニターには予定のない映像が流れ出し・・・それは春奈が通っていた中学の映像だった。
「その中学に行って浄霊をしなければならない」との霊能者の言葉を受け、ディレクターの橘、マネージャーの桑田らとともに、未来と春奈は学校に赴くが、そこで恐ろしい事実を知ることとなる――。
志田未来さんと川口春奈さんが 実名 で登場します。
全編2人が出ずっぱりですが、意外とこの二人、身長差ありました。頭1コ分くらい違う?
ちなみにリアルでは志田さんはホラーが超苦手、川口さんがホラー好きとのこと。
恐怖場面 ではないのですが、
個人的に、冒頭の 架空番組 が可笑しかった。
志田さんホストの携帯向け番組 『志田未来のそれだけは見ラいで!』 のグダグダさがツボ。 ←「見ラいで!」にポージングもありますw
ちなみにレンタル版には収録されていませんが、販売された商品には、この別回が収録されています。
※当記事 下に動画張ってます。志田さんのツナ缶好きとか拾われてますね。これはこれで面白い番組だ!
さて本作、レビュアーからもかなり 酷評 されています。
特に呪いのビデオとかPOV作品を見ているコアなファンから特に言われています。
でも、個人的に 楽 しめましたね。
毎回思うのですが、ホラーって笑い要素も必要。
ガチで恐がっている登場人物に、ツッコミを入れる!
そういうホラーの楽しみ方だってあります。
でも、全然怖くないのか? と言われたら 怖いです。
実際に校舎内であのような体験したら、笑えないごとで済まないし、きっと生きた心地がしないだろうな と思います。
POV方式 の強みの一つ、カメラが観客の目となるので、たった一瞬の些細な出来事が、異常な程恐怖を生み出してくる場合もあります。
特に心霊写真的な 霊の映り込み は、稀に ゾ ク リ とする寒気が全身を襲います。
「来るぞ、来るぞ!」 と分かっていながらも恐怖を感じる瞬間。
恐いもの見たさ と言いますか、なんといますか・・・
なんだかんだで言って ホラー は大好きです。特にこの蒸し暑い夏の季節には体がホラー映画を欲します。
ちなみに本編で印象に残る恐怖シーンは、ADさんがプール際で後ろに下がる場面ですね。
このシーンは是非、本編でご堪能ください。
シチュエーション的な恐さの他に、典型的ですが、音で驚かすパターンが多かったですね。
スピーカーに繋げて鑑賞したので、何度も 携帯着信音&バイブ音 に驚かされました。ヤメテクレ
ラストも賛否両論ですが、自分は好きです!
是非、夜に部屋を暗くして ヘッドホン鑑賞 をおすすめします。
「POV~呪われたフィルム~」 おすすめです!
予告
出演者コメント動画
架空番組「志田未来のそれだけは見ラいで!」 1-2
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