映画「少林寺三十六房」

SHAOLIN TEMPLE THE 36TH CHAMBER
1977年度作品
111分 / 香港
監督・・・リュー・チャーリァン
脚本・・・イー・クァン
出演者・・・ リュー・チャーフィ、ホワン・ユー、ロー・リエ、ユエン・シャオティエン、ラウ・カーウィン








久しぶりに カンフー映画 みました。
久しぶりにほぼ 男 しか出てこない、筋肉と汗 映画みました。
オススメとして頂いた高画質なBDにて鑑賞。
予想以上に 面白かったです!
主人公青年サンダを演じたのは、「キルビル2」のドS祖師を演じた
リュー・チャフィーさん!
ちなみにそのタランティーノ監督は本作を クンフー映画史上最高 の3本 に入る傑作と断言してます。思い出してみればまんまなシーンありました
*あらすじ*
明は滅ぼされ、人々が清の圧政による支配に苦しめられていた時代が舞台。
明の復興を画策する義士たちは武芸の本山、少林寺の参加に期待をかけていた。学生の身であった劉裕徳は清に仲間や家族を殺され、命からがら少林寺へとたどり着き、出家して三徳と名を改める。
少林寺には35房あり、最初の10房は腕、手首、目、頭といった身体を鍛える基礎訓練。続く房では、刀術、棒術、拳法という戦闘技術を学ぶ。各房では35種の想像を絶する厳しい訓練が待っていた。各房の住持の許しを得た者だけが次の房へと進むことができる。
努力と仲間の支え、師匠である住持達の励ましを受けることで、三徳は次々と試練を乗り越え、5年という異例の速さで35房の全てを制覇し、戒律院住持との戦いを通じて、新たな武器「三節棍」を考案する。
そしてついに下山して、道中で同士を集めつつ、清に対する復讐を開始する。
ぶっちゃけ、冒頭の一人クンフーシーン、
気合の入った威勢声と、力任せの動き、
それっぽい効果音で、これなら自分でも出来るなと、笑いながら見ていたのですが、
はい、無理でしたw
恐れ入ります。
第一房のタルの上を素早く通り、向こう側へ渡ることが出来ず、飯を食いっぱくれ餓死確定ですね。
さて、本作は三十五房を訓練後、新たに三十六房の祖師になるまでの主人公が描かれます。
何よりも訓練シーンがいい。本作の見所です。
ドS過ぎる祖師の元、どんどん強くなってゆく主人公を丹念に時間をかけて描かれます。
武器として使用する 三角節 かっこいい。
ヌンチャクにもう一本棒を付けた感じの武器です。
ワイヤーアクションを使わず、まさに手に汗握るリアルなファイトに、見ているこっちまで体が動いてしまいます。
ちなみに三十六房もあるんで、中には コントか! とツッコミを入れたくなる房もありましたw
それにしても香港映画の効果音いいね。
殴る音とか、棒を振る音とか実際に聞こえる音じゃないんだけど、どれもピッタリとハマっているんですよね。
ラストシーンのアッサリ具合、好き。
敵の倒し方笑ったw
カンフーいいね、オススメ!
予告
第一房 抜粋
ラストバトルシーン抜粋