
2008年度作品
DVD全8巻(計625分) / 日本
監督・・・長井龍雪
脚本・・・岡田麿里、横谷昌宏、他
声の出演・・・ 間島淳司、釘宮理恵、堀江由衣、野島裕史、喜多村英梨、大原さやか、田中理恵、吉野裕行、興津和幸、野中藍、石川桃子、後藤沙緒里































アニメ「あの花」「あの夏」長井龍雪監督作品。
長井監督の作風、毎回ガッチリ心を掴む作品ばかりで、最近急激にファンになりつつあります。ヘタな映画より胸に迫ってくる描写がホント凄いよ。
*あらすじ*
生まれつきの鋭い目つきのせいで、周囲から怖い人間だと誤解されている少年・高須竜児。
彼には櫛枝実乃梨という好きな少女がいた。伝えられない想いを抱えながら迎えた高校二年の春。
ついに念願かなって彼女と同じクラスになる竜児。ところが、同じクラスには「手乗りタイガー」と呼ばれ恐れられている少女・逢坂大河もいたことが判明。
しかもあろうことか大河は、実乃梨と親友だったのだ。
そして、ひょんなことから大河が、友人である北村祐作を好きなことを知ってしまった竜児は、お互いがお互いの親友と上手くいくようにと、大河と奇妙な共同戦線を張ることに。
果たして、竜児と大河の想いは実るのか?
とても 泣 けました。
涙なし には見れない作品です。
オリジナルの「とらドラ!』は、竹宮ゆゆこさんによる ライトノベル 。
アニメ版全26話です。
通常アニメは、12話が主流ですが、本策は前期と後期あったそうですよ。
長身で顔相悪いけど、料理、洗濯が得意な優しい高須竜児と、身長143センチであだ名は手乗りタイガー、凶暴な性格の逢坂大河。
この二人を軸に 高校2年の春から卒業までの学園生活 が主に描かれます。
初見、典型的なツンデレヒロインに 「う~ん」 状態でしたが、いざ蓋を開けてみると … 物凄い葛藤キャラで驚きました。
そんな2人の関係、距離感 がとてもいいです。
本作は主人公を筆頭にメインキャラクター達が様々な出来事を体験し、全員が悩み、傷付き、自分なりの答えを見つけ出していく過程が丁寧に描かれます。
基本はライトコメディテイストなのですが、それでも途中、途中で恋愛や家族関係まつわる葛藤が生々しい。
特に印象的な ファイトシーンでは、突然絵のタッチが力強くなります。そこに至るまでの過程(心理描写)もあり、 ガツン と来ます!
この 罵り合い 場面は、異質な空気に圧倒されます!
普段明るいキャラが、奥底に潜めた悩みや葛藤を、自らさらけ出す場面、涙なしには見れません。
また、時折みせる優しさ仲間の気遣い、親友の幸せを優先して、ひたむきに自分の気持ちを隠し通そうとする行為 は物凄く説得力があり、見ていていい意味で 痛 かったです。
特に後半エピソードはどれも名場面。
個人的に表向きはモデルやっててチヤホヤされている美少女、
でも裏は超腹黒、経験上みんなより一歩先を歩く、あーみんこと川嶋亜美が良かったです。
ギャグ担当、みのりんこと櫛枝実乃梨には、毎話笑いました。
毎回、オマージュネタ(ガンダム、エヴァ、あしたのジョー、ポケモン、遊戯王、ドラゴンボール、スラムダンク、ジョジョ、ラピュタ、ナウシカ、トリック、踊る大捜査線、フルメタルジャケット、マトリックス、キルビル、ドラクエ等) ツボ過ぎて笑った。
他にも馴染みのあるCM、バラエティ番組、芸能人ネタに至るまでバリエーション物凄かったw。
メガネの優等生の北村祐作、終盤、壊れた辺りから、
とても魅力あるキャラに早変わり!
ほんと常にいいポジションにいました。
あとアニメでは珍しく 春夏秋冬 が描かれます。
季節によって登場人物の衣装が変わっていく様子、はとても新鮮でした。
最終回手前 三話 は特に 泣 けます。
この作品に出会えて本当に良かったです。
アニメ 「とらドラ!」 超おすすめです!
第一話予告
海外版予告
前期OP「プレパレード」
後期OP 「silky heart」
前期ED 「バニラソルト」
後期ED「 オレンジ」
ファイトシーン抜粋
MAD「silky heart」
オレンジ ~Excellent Scene Ver_~
みのりん総集編!!
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