

2014年度作品
118分 / 日本 / R-15
監督・・・三池崇史
脚本・・・八津弘幸
出演・・・福士蒼汰、山崎紘菜、染谷将太、優希美青、大森南朋、リリー・フランキー、神木隆之介
キャッチコピー ⇒ ダルマさんが殺した。










劇場 で観てきましたー!
同監督の「悪の教典」に続き、
最初に言いますが、あまり大絶賛したら 「おまえ大丈夫か!?」 人格疑われる映画です。
でも、良いもんはいい。
*あらすじ*
ごく平凡な高校生、高畑瞬。退屈な日常にすっかり嫌気が差していた瞬だったが、そんな彼を予想だにしない事態が待ち受けていた。
授業中に突然、しゃべるダルマが現われ、生徒たちを相手に“ダルマさんが転んだ”ゲームを始めたのだ。
しかも、ダルマがこっちを向いているときに動いた者は即座に首を飛ばされていく。訳も分からぬまま死のゲームに参加させられた瞬とその仲間たち。
その後もまねき猫やシロクマといった謎の殺人キャラが登場し、生徒たちに“負ければ即、死”の残酷きわまりないゲームを次々と繰り出していくのだったが…。
本作は、 漫画、金城宗幸(原作) × 藤村緋二(著) の実写映画化作品です。
それにしても B級ストーリー に、
ここぞと言わんばかりに予算を注ぎ込む姿勢 、 好きです!
というわけで、
大作デスゲーム映画。
ともあってかなりの数、 人が死にます。
事前に死亡フラグセリフや、死亡するであろう立ち位置などで、
この手の作品をよく見ている人であれば、ある程度展開を予測出来ると言えば、予測出来なくもないのですが
それでも、登場人物同様に ハラハラドキドキ してしまします。
ちなみに対戦相手は、
ダルマ
招き猫
コケシ
シロクマ
マトリョーシカ
最後のマトリョーシカを除き、かなり ビックサイズ で登場します。
日本で生まれたなら、どれもどこかで見たことある馴染みあるもので、
観る人によっては今後、 トラウマ になる可能性ありますので注意が必要です。
ちなみに本作はR-15指定もらってます。
容赦ないボスの皆様。
生き残れば次のステージに進める 単純なゲーム をします。
もし、そのステージで命を落としたら、人生もそこで ジエンド です。
私的に段々理不尽なボスと戦うことになる不条理な展開はあの名作 「GANTZ」 っぽくて好きです。
ボスは全てフルCG 。 一部かな
質感 それぞれとっても独特。
ダルマは異様にリアルな表情で、糸で目を見開らかれた充血目は正視できないグロさ。
ちなみに声は、トミーズ雅さん。 トラウマ必須だ
それにしても予告編でも大々的にピックアップされていたこの冒頭の だるま戦 はヤバイです!
軽く だるま恐怖症 になります。
特に 視界に入ったダルマが後ろ向いていたら 、それはもう恐怖以外何者でもない。
ちなみに丁度この頃見ていた殺戮無縁アイドルアニメ「アイドルマスター」の事務所にダルマ置いてあって、ちよっとヒヤッとしてしまったw
原作漫画との違いですが、ダルマ戦は確か、ミスしたらその時点で、首が吹き飛んで血があたり一面に飛び散るのですが、
この実写版では血なしでビー玉が周囲に散らばりますw
次第に足の踏み場がなくなる教室。
不思議な光景ながら、けっこうショッキングな場面。これはこれで怖いので、いい改変だと思います。
実際に自分がダルマ戦、もし 強制参加 させられたら、
初回の 「ダルマさんが、…転んだっ!」
で、迫力にビビって、腰抜かしてソッコー首飛びますね、きっと。
ステージ2の 招き猫 。
パッと見、可愛い。 柔らかそうな硬い質感。 ←どっち
猫撫で声で、まるで人をゴミのように踏み潰したり、切り裂いたり、食い殺したりします。
ちなみに声優、前田敦子さんw ←マジか
コケシ戦、四体のコケシがプレイヤーの周りをクルクル回りながら、
おなじみソング 「かごめかごめ♪」 を ハモり ます。声はダチョウ倶楽部さんの面々w
カゴメカゴメ、この一部始終見たら、子供なら絶対しなくなります。
あとコケシも、できれば視界から消したいと思えるようになります、きっと。
原作にないシロクマ戦。
ゲーム内容が、とても良かったと思います。
シロクマとセットに出てくる 死にそうな魚 さん。
老いぼれ声で、カウントダウンしてくれるのですが、なんか
頑張れー! って応援したくなってきました。 ←おかしい
それにしてもシロクマの カクカクした動き は、かなり斬新。
上手く実写と融合しており、
こちらも可愛いイメージのシロクマ像が見事に、 ブッ壊 されますので注意が必要です。声は山崎努さん。
さて主演は「仮面ライダーフォーゼ」の福士蒼汰さん。
ライバル的な役どころで、神木隆之介さんも出演、
悪役完全楽しんで演じています。
他にも舞台が学校の生徒限定なので、若手俳優がかなりの数出演。
「悪の教典」同様、 三池監督演出の怖がる演技 が妙にリアルで見ているこっちまでその心境が ビシバシ 伝わってきました。
本作 、 人の死を描いていますが、
実際に 死というものは、身近で起きなければ知らず知らずのうちに他人事になってしまいます。
いつ自分が死ぬかなんてわかりません。
テレビで大勢死んだ光景を見ても、何も感じない。もう、麻痺しているかもしれません。
この映画は、誰にでも起こりえる、身近に潜むテーマ を描いているところが魅力です。
さて、この作品 明らかに続編 ができる終わり方します。
むしろこれで続編出来なかったら、モヤモヤし過ぎです。
気長に待ちましょうか。
狂気、ナンセンス
映画 「神さまの言うとおり」 、グロ耐性ある方は是非挑戦を。
予告
予告2
特報
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