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2014年度作品
全229ページ
著・・・川村元気



 本屋で何か一冊、文庫本でも買おうとしていた時に、真っ先に目に止まった作品が本作。

 タイトル世界から猫が消えたなら



 帯には佐藤健×宮崎あおい 映画化決定!






*あらすじ*

 郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。

 そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。

 絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。

この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる

  僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。

 僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
 






 主人公は郵便配達員として働く30歳。ちょっと映画オタクで猫のキャベツと二人暮らし。

 年も近いし、自分も映画オタクだし、猫ではないけど 犬と二人暮らし という親近感ありまくりな主人公に感情移入してしまったのは言うまでもありません。






 そんな主人公がある日、余命宣告(病名:脳腫瘍)とわかります。

 そして 自分ソックリ 悪魔 に出会います。


悪魔 「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは1日だけ命を得る」


 消すものは自分で選べませんが、承諾することで寿命が 1日伸びる という契約を提案されるわけです。









 初恋の相手であり、 映画好きな元彼女 が登場します。

 初めはな奴かと思ったら・・・・。





 親友の映画オタクツタヤ

 親友 っていいなと改めて思いました。







 本作には人生哲学的 な要素も散りばめられており、読んでいてタメになります。

 そして何気ない日々の過ごし方も、いろいろ考えさせられました。






 私的に 時計 のエピソードが好きです。

 地球上の生物で人間だけが、この時間という概念を作りました。



 その 時間 という決まり事に乗っ取って、日々生活。



 ごく当たり前のことなんだけど、

 確かに言われてみればな と思わせられる内容に、とても考えさせられました。







 名言も数多く登場します。

「何かを得るためには何かを失わなくては」

 ↑これ説得力ありました。







 スラスラ読める文体なので、自分は 一時間半 くらいで一気読み読破。

 重いテーマながらも、チャラい悪魔アロハの存在感、エピソードがほっこりできたりと、

 とても読み応えのある本です!






 映画ネタも大量投下。

 チャプリンからスパイダーマン時代劇

 映画好き なら間違いなく引き込まれます。







 タイトルにもあるように、を消すかどうか尋ねられます。


 消せば、1日命が延びる。


 しかし、猫はその瞬間、 この世から完全に抹消







 はたして主人公はどちらを選ぶのか?







 好き も必見!






 ちなみに著者の川村元気さんは、映画プロデューサーとして、「告白」「悪人」「モテキ」など数々のヒット作を世に送り出してきた方。

 本作は当時LINEでの配信で話題になったり、2013年本屋大賞ノミネートもされています。






 小説 「世界から猫が消えたなら」


 オススメです!




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