

Digimon
1999~2000年度作品
全54話
シリーズディレクター・・・角銅博之
演出・・・演出: 角銅博之、川田武範、今村隆寛、芝田浩樹、今沢哲男、小坂春女、細田守
声の出演・・・ 藤田淑子、水谷優子、風間勇刀 、天神有海、前田愛、菊池正美、小西寛子、荒木香恵、坂本千夏、重松花鳥、山口眞弓、櫻井孝宏、溝脇しほみ、竹内順子、松本美和、徳光由香







































見ました、全54話。
デジモン シリーズ初期作品 「デジモンアドベンチャー」 !
1999〜2000年に放映された人気シリーズです。
本作は劇場版第一作「デジモンアドベンチャー」(1995年が設定/20分作品)から4年後(1999年)を 仮想と現実の東京 (お台場、光が丘等)が舞台に描かれます。
なぜ今、2015年に鑑賞したのかというと全6章劇場公開予定(現在一章が公開中) 「デジモンアドベンチャー tri. 」 の予習としてです。15年前の作品で今と比べ画質がアレですが、面白さに影響はしません。
ちなみに本作は全54話あります。 二回言いました
長い、「仮面ライダー」並みに長いよw
さて長いは長かったのですが、本作もともとは中学生1~2年の頃にリアルタイムで鑑賞していたのもあり、懐かしさも感じつつ最高に楽しめました。
というか話数を重ねるごとに予想通り、 ドップリ このデジモンワールドにハマりましたね。
こういった友情関係は私的にとても惹かれます。 「ポケモン」「モンスターファーム」も同時ハマったのが懐かしい・・・。
作品の キーワード として
ネットワーク、仮想と現実
が出てきます。
他にも ファイル島、0と1 だとかネット用語が散りばめられており、驚きました。
この手のものが、好きな人には堪らない!
*あらすじ*
洪水、干ばつ、夏の雪……その年、地球は世界的な異常気象に見舞われていた。サマーキャンプに来ていた八神太一は、日本では発生しないはずのオーロラを目撃。
6人の仲間たちと一緒に異世界のデジタルワールドに飛ばされてしまう。混乱する彼らを、奇妙な生物デジタルモンスターが迎える。彼らはなぜか太一たちの名前を知っていた。
子供サマーキャンプに行った先で、猛吹雪に合い 突如として放り出された先、デジタルワールド。
子供達がデジモンとの関わりの中で自分らしさ を見つけながら成長し、共に生き抜く熱い 成長物語 です。
最初はデジモンの可愛らしさに軽い コメディ寄り の展開として進んでいくのですが、終盤に行くにつれ小学生が務まる話じゃないぞっていうくらい かなり重たい話 になります。
言ってしまえば最終的に 地球消滅規模 にまで発展しますからw おいおいマジかよ
少しずつ明かされる子供たちの過去、
※両親の離婚や死別あり
選ばれし者として選ばれた理由、
※かなりこの謎引っ張ります
そもそもデジモンワールドとは何か...デジモンはなぜ自分達のことを知っていたのか?
それらが巧みな伏線として随所に張り巡らされており、大人が見ても十分楽しめます!
当時だからこそできた描写も見所。
ここからネタバレ入ります。ご注意。
善良なデジモンが後半からバッタバッタ 死 にます。
そしてボス倒したら、更にまたボスがいる少年漫画的なループ展開あります。
ちなみにこのパターンに途中で飽きると思いきや、登場キャラの背景やデジモンとの関係性を緻密に描いており、毎回何かしら 新しい気持ち で見れてしまいます。
何度か拾われる うんち💩
汚い話、主にというかアグモンは食べたらすぐ もよおす 設定。
効果音チョイスに笑い。確実に音だけ聴いたらゲリでしょう! もう爆食いしないで、ちゃんと噛んでくれよ言いたいです!
敵デジモンの中にも、必殺技「うんち」、「うんちバズーカ」とかご丁寧にテロップ付きで紹介されます。 今話題のあの妖怪ネコじゃ無理だろうなぁ・・・
ゲンナイ。 この方は選ばれし子供を助ける謎の老人です。
太一がこの人を呼ぶ時 「おい、じじぃ!」 と呼びますw おい年上に向かってw、最新の「tri.」ではゲンナイさんと言ってましたよ
さて一応、主人公は太一。
しかし他のメンバーも 同じくらいの活躍 をします!
一人一人にしっかり見せ場があり、ドラマがあります。
選ばれし者の6人(後半から1人増えて7人)は皆均等に見せ場があることに今さらながら驚かされました。
後で調べてみると、「敵を倒す回数もほぼ同じ」 という基本的なスタンスで製作されているそうです。
なので皆均等に愛着が沸いてくること必須です。
デジモン には、良いデジモンと悪いデジモンがいます。
序盤は歯車刺さってたら良いデジモンが悪いデジモンか、非常に分かりやすい構図。
中盤からは場所を移し、その判別が 難 しくなります。
ボスには服従するが、裏ではコッソリ悪口言ってる奴がいたり、
東京の新宿に惚れ、任務を放棄するデジモンがいたりと、良し悪しを一概に決めれないグレーゾーンなデジモンが度々登場。
そんなわけで中盤以降と更にドラマ性が増します。
一度、デジモンワールドから現実の 東京 へ場所を移します。 ※ちなみにその回の演出は「サマーウォーズ」等の細田守監督が演出!
7人目を探す旅 は作品の世界観を大きく広げました。
いわゆる仮想空間を旅してから 出戻り 。
冒険を通して、成長しているので、物の見方が否応にも変わって見えます。
更にそこから 再びデジモノワールド へ戻るの展開が熱かったです。
ますます物語に引き込まれましたよ。
人間とデジモンの友情 が熱過ぎる。
選ばれ者それぞれに担当デジモンが付き、肉体、精神的に サポート してくれます。
たまにはケンカしたりもしますが、この関係性が心暖まり、時に涙を誘います。後半は幾度となく泣かされました。
正直、 デジモンでこんなに 泣ける とは思わなかった・・・。
以前観た時はそういった 感情 湧かなかったと思うのですが、涙線にかなりのダメージを受けました。
デジモンがパートナーの名を叫ぶ
選ばれし子供たちがパートナーの名を叫ぶ
そこからの進化の流れが、とても胸に迫ります!
流石に毎話出てくる進化の時に掛かる バックミュージック でウルッた時は、自分大丈夫か と思いましたが、調べてみるとけっこうそういう視聴者もいたみたいで安心しました。
以下、泣けること必須ep
後半、敵がどんどん強く、邪悪になり、要するに今までの力では倒せないを前提に、激熱展開抜粋。
・パタモン初進化後、自ら捨て身の技で、悪を倒し死滅。
・憎めない敵方のブクロデジモンが目の前で反抗し、ボスに消される。
・ライバル同士のレオモンとオーガモンの友情。
・ウィザーモンが捨て身でテイルモンとヒカリを救う。
・過去に協力してくれた善良デジモンの再登場からの死滅。
ここで上げた場面、全てキーワードが 友情 で描かれていました。
再会から別れのパターン。
分かっていながらも 泣ける。
お嬢様キャラだったミミが、死んでいった仲間の墓を作ったり、今まで攻撃してきた相手に即効で戦いを挑んでいたのを躊躇してしまう。戦わせないよう気を配り、相棒デジモンに進化をさせないようする等。
葛藤する面々が細やかな心理描写で描かれます。
命の大切さ これは子供も大人も関係なく、永遠のテーマですね。
最後のバトルは 異次元空間 で戦います。
ボスのアポリカモンは、今まで倒したボスクラスの全て技が使えるという、無茶苦茶強い敵。
家に帰りたい!
という当初の目標もいつの間にか 現在世界とデジモンワールドに住む者 全ての命 を託され、 使命 へと変わります。
最終話付近は案の定、見ていて辛かった。
各キャラとデジモンに 感情移入 している状態なので、尚更です。
いつの間にかバトルロワイヤルになっているデジモンアドベンチャー
彼らの勇姿を見たいけど、辛い描写があるという、なんとも言えない、不甲斐なさ。
心底驚いたし、ドラマに泣けた。
そして最終話も 別れのシーン もしっかり時間が取られており、嗚咽必須。
デジモン、最高! 友情好きならハズレなしで、おすすめです!
【予告(終盤辺り)】最後に第一話の予告あり
【本編抜粋】アグモン と ガブモン ワープ進化
【本編抜粋】「最後の暗黒デジモン 最終進化!!」
※嗚咽必須、バックで掛かるButter-flyとか反則!
【音源】 最終回Ver Butter-fly
【butter-fly 声優ver】
全54話見てから聞くとヤバイ
【音源】「brave heart」 /宮崎歩
毎回進化時の時に流れる曲
【後編ed】「keep on」/前田愛
【MAD】劇場版+全54話
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