
屍
RIGOR MORTIS
2013年度作品
101分 / 香港 / R-15
監督・・・ジュノ・マック
脚本・・・ ジュノ・マック、ジル・レオン、 フィリップ・ユン
出演・・・チン・シュウホウ、クララ・ウェイ、パウ・ヘイチン、アンソニー・チェン















見ました映画 「キョンシー」 。
本作はリブート作品だそうです。
ちなみに過去作一切の未見。実は初キョンシーです。
キョンシーに関しても、
手を前に突き出しピョンピョン跳ねて進む。お札貼ると停止する。
それくらいしか知らないレベル。
さて何気にR-15指定ということで、身構えて鑑賞しました。
*あらすじ*
霊幻道士役の俳優として名を馳せたチン・シュウホウだが、今は落ちぶれて妻子と離れ、自分の人生は終わったと絶望していた。彼は死に場所を求めて、幽霊が現れるという噂のある団地の2442号室に入る。
しかし彼は、この団地に住む霊幻道士や哀しい過去を持つ子連れの女、空っぽの棺桶に執着している謎の老女、そしてキョンシーらによる壮絶な闘い へ巻き込まれていく。
まず言いたいのが、姉妹幽霊のビジュアルエフェクトが超カッコイイ!
もうキョンシーが霞むくらい存在感あります。
壁這い重力無視と、身体の周りを血管細胞のように蠢く赤い触手がとっても不気味。そして超スタイリッシュ なんです!
とにかくこのVFXが凄い。
例えるなら「X-MEN2」でテレポート能力のあるナイトクロウラーを更に進化させたみたい。
ちなみに予想していた、Jホラー要素 そこまで濃くなかったです 。
実は「呪怨」シリーズの清水崇監督が製作としてクレジットされています。
確かに気味悪いマンション臭は清水監督匂いが感じられましたが、何よりも凄いのは アクション描写 !
しかも ワイヤーアクション と来タ!
キョンシーの他にも、先程の姉妹霊共に香港アクションを彷彿させる場面が多々登場。
そんなわけでマンションが舞台な為、壁壊し放題ですw
相手もろとも壁をぶっ壊す(貫通する)場面、何度もあります。
さてキョンシー、
パッケージビジュアルに惹かれて借りたくらいなので、映像も流石インパクトがありました。
でもそんな強靭な奴が、 キョンシー飛び するという、このギャップも最高です!
そして気になるR-15 指定、血の描写
狂気に駆られるお婆さんはなかなかバイオレンスを感じました。
実際のところキョンシーよりも、このお婆さんの方が怖かったくらいです。
全体的にマンションで展開される密室空間、暗い色調効果も重なり、とてもいい雰囲気を醸し出されていました。
感覚的に香港版「ザ・アイ」を想起させられましたね。
過去作もこの機会に鑑賞してみたいと思います。
ちなみにオリジナルの「霊幻道士」シリーズの役者も本作に何人か出演しているらしいです。
カンフーホラー映画 「キョンシー」 おすすめです!
【予告】
【アメリカ版予告】
【MAD】 ※オリジナル版の役者比較あり
- 関連記事