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2004年度作品
256ページ
著者・・・西尾維新
出版社・・・講談社




 キチキチキチ

 

 私的に敬愛する師匠でもある作家 西尾維新氏 が2004年に発表した、現在3巻まで出ているリスカ シリーズ記念すべき第1巻。





 この巻には...

・やさしい魔法は使えない。

・影あるところに光あれ。

・不幸中の災い。

 の3話収録されています。







*あらすじ*

 ……なぜ、魔法はあるの?……なぜ、変身するの?……なぜ、大人になるの?……なぜ、少女なの?

 心に茨(いばら)を持った小学5年生・供犠創貴(くぎきずたか)と、“魔法の国”からやってきた転入生・水倉りすかが繰り広げる危機また危機の魔法大冒険!

 これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」きみにむけて放つ、“魔法少女”ものの超最前線、<りすかシリーズ>第1弾!魔法は、もうはじまっている!







 この作品、前々からタイトルに惹かれ 読みたい、読みたい と思っていた作品。




 まずタイトルに付く リスカ っていうフレーズが強烈。

 ご想像の通り自らの手首を切る自傷行為、いわゆる リストカット から取られています。





 リスカは10歳の少女、

 「魔法の国」長崎からやってきた魔法使い・水倉りすか

 死期迫ると魔法少女に変身します!

 変身した姿は推定27才!





 で、肝心な能力はというと、時間移動




 但し、その早めた分も肉体に影響する。

 但し魔法少女なので、寿命は縮まないという仕組みです。

 さすが魔法少女ってワケです。






 ただこんな羨ましい能力ですが、自らの血を出さないのがネック。

 常にカッターを常備し、キチキチキチと音を立てて刃を出したり、戻したり、出したり、

 そして ここぞ というところで、手首をヤリます







 痛ってーーーーっ!







 私的にが嫌いなので、なかなかページがめくり辛い場面が多々ありましたが、何とか2日くらいで読み終えることができました。

 ほんと、読むと止まらない、西尾作品。






 さて主人公はなんと小学生5年男子

 名前は供犠創貴(くぎきずたか)。




 この少年の前で魔法少女が初めて能力を明かす場面は 衝撃的 だった。

 リスカの身体が相手にバラバラされ、辺り一面が血の海化。

 その血飛沫を全身に浴びる、小学5年生




 この場面、精神いかれてもオカシクないぞ。




 彼は彼なりに自揺るぎない自我を持つ。
 
 只者ではない少年。

 小学生到底辿り着けない思考回路を持っており、なんとリスカを将棋でいう駒として見る。



 「水倉りすかをなめんなよ。あいつはこのぼくが『駒』として、唯一持て余してる女だぜ」  ←小5の言うセリフかww



 しかも後半、あの衝撃の展開が待ち受けます。

 この場面、道徳的にも 待った をかけたくなる事が発生。

 ま、マジかw





 とにかく目的の為なら手段は選ばない、言ってしまえば悪の塊に見えなくもない彼ですが、何故かこの少年、そこまで嫌悪感が湧いてこないのが不思議。

 いや、シーンによっては感情移入してしまった。







 他にも印象的だったのが・・・

 リスカの。厳密には親戚も後半から登場します。

 彼の能力がこれまた凄いのだ。




 相手を呪うと、不運にする。




 相手との距離が近ければ、近い程、不運率アップ

 場合によってはその不運で相手を殺すことも出来ますが、自分も巻き添えを食らう可能性が高まり、逆に離れ過ぎると しょーもない不運 を与えることができます。






 なんなんだ?

 凄いのか

 ショボいのか わからないw







 とにかく面白く読ませてもらいました。

 巻見たくなったのは言うまでもありません!




 新本格魔法少女りすかオススメです。 キチキチキチ。










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